このページは、書籍『子どもが育つ! 簡単で大切な50の方法』(ジャン・ダーガッツ 著、サンマーク出版 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・子どもを育てることは、あなた自身を育てるということ。
・子どもの意見を批判してはいけません。「ばかばかしい」ではなく、「なるほど」「そうか、考えておこう」と言えばいいのです。たいていの場合、子どもは自分の意見が取り入れらなくても、表現できたことに喜びを感じるものです。
・思春期になると心を閉ざし、親と話すのを嫌がるようになりやすいのです。高い自尊心を持っている子どもは、「自分の意見には価値がある」と思うことができます。そういう思いは、やがて子どもの心の中で、「自分は価値がある」という信念に変わるのです。
・どんなに失敗しても、そのこととあなたの人間としての価値とは関係がないのよ
・子どもの前で自分の親の陰口を言ってはいけません。子どもにとっては、自分をたいへんかわいがってくれる祖父母であることを忘れてはいけません。(中略)自分の配偶者の陰口も言ってはいけません。
・どこの子どもにも個性があります。親はそれを尊重しなければなりません。その際の注意点を指摘しましょう。
1 子どもが親と同じことを得意としているとは限らないことを認識する。(中略)
2 子どもが親と同じことに興味を持っているとは限らないことを認識する。(中略)
3 子どもは親の期待通りの職業を選択するとは限らないことを認識する。
・児童虐待には肉体的、精神的、性的なものの三種類があり、どれも要注意です。
・子どもに早いうちから銀行口座を持たせましょう。そして子どもにお金を稼ぐ機会を与え、定期的に貯金させるのです。
・自信と自尊心とでは、意味合いが多少異なります。平たく言うと、自信とは自分の能力を信じることで、自尊心とは自分の価値を信じることです。とはいえ、この二つは密接な関係があります。自信があれば自尊心は高まりますし、自尊心が高まれば自信を持つことができるからです。
・自尊心は傲慢と混同されがちですが、実際にはこの二つは対極をなします。傲慢は自尊心のなせるわざではなく、自尊心の欠如によるものだからです。言いかえれば、自分の価値を信じることができないと、尊大な振る舞いをして自尊心の欠如を埋め合わせようとするということです。
●書籍『子どもが育つ! 簡単で大切な50の方法』より
ジャン・ダーガッツ 著
弓場 隆 翻訳
サンマーク出版 (2010年1月初版)
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