このページは、書籍『一瞬で人生が変わる!アウトプット速読法』(小田 全宏 著、ソフトバンククリエイティブ 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・「たくさんの本を読むこと=人生が変わる」わけでではありません。たくさんの本を読んでも、その内容を活かさなければ、何も変わらないのです。
・「本に書かれてある情報を正確にインプットして(覚える)、そして、正確にアウトプットする(人に話したり、使いこなす)」ことができなければ、「本を活かしている」とは言えません。
・情報をインプットするために本を読むのではなく、アウトプットするために本を読む。それが「アウトプット速読法」です。
・「アウトプット速読法」を簡単に説明すると、
●「アウトプットを意識してインプットするから、インプットされる」
●「1冊の本を読んだあとに、書いてある内容を5分間語ることができたら、それによって本の内容が自分の脳にしっかり入る」
・本の内容をきちんと記憶するには、どうすればいいのでしょうか。それには、
①人に話すことを前提に、本を読む(→78ページ)
②目的意識、問題意識を持って、本を読む(→90ページ)
③文字をイメージ化して覚える(→128ページ)
④読んだ内容を実生活に取り入れ、経験する(→154ページ)
・本を読むエネルギーを高めるには、次の2つを意識することです。
①本を読む目的・理由を明確にする
②「興味ある本」や「読む必然性のある本」を選ぶ
・アウトプット速読法の5ステップ
Step1 目標設定
●どのような情報を知りたいのか
●何のために読むのか
Step2 中心点をつかまえる
●著者が伝えたい主題を知る
Step3 サマリー・リーディング
●大切そうなところをチェックする
Step4 ピンポイント・リーディング
●チェックしたところを読む
Step5 アウトプット
●内容を5分間人に話す
・本を読む際、自分の中に求める心があれば、その内容は情報としてこちら側に響いてくる。求めるものがないと、字面を追うだけになってしまうのです。
・「1冊の本を6時間かけて読んだのに、1ヵ月後には、何が書いてあったのか忘れしまう」くらいなら、たとえ5分しか本に触れていなくても、「本の中心点をつかんで、それをいつでもアウトプットできる」ほうがよいと思います。
・アウトプットの具体的な方法として、「書くこと」「人に話すこと」の2つがあります。
・相手が「へえ、それは面白いですね!なるほど」と言ってくれたらよかったのですが、その人にとっては「面白い情報ではなかった」ようです。(中略)アウトプットすることで情報の穴がわかる
人に話すことで本の内容が整理されていく
・「本を読んだら変わる」のではありません。「この本を読んで、あなたが何かを発見して、何らかの行動を起こしたから、変わる」のです。
●書籍『一瞬で人生が変わる!アウトプット速読法』より
小田 全宏 著
ソフトバンククリエイティブ (2013年4月初版)
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