このページは、漫画『重版出来! 1』(松田 奈緒子 著、小学館 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・「ネーム」というのは漫画の下書きの下書きくらいで、物語の大本。音楽でいれば楽譜のようなモノだそうです。楽譜を正しく読みとる能力がない編集者は、かえって作家さんに迷惑をおかけしてしまう
・本を売り切ったあと更に刷ることを「重版」ていうのか。重版ができたことを「重版出来(じゅうはんしゅったい)」と。
えっ!!「出来」じゃないのー!?
・普段は読まない層にもアピールしたい。何か・・・広く知られる方法は・・・
どうやったら手に取ってもらえるんだ------
どうしたらもう一押しできるんだ・・・!?(中略)
旅行本コーナーにも置いてもらう?(中略)
悠々自適の定年リタイア組や中高年層の国内旅行熱は、『タンポポ鉄道』の読者層とちょうど合うと思うんです。
漫画を読んで育ったけど最近は離れている人たち・・・
ローカル線への郷愁もある。
漫画コ-ナーへ来てもらえないならばこちらから、鉄道コーナーへ置いてもらう。興味さえ持ってもらえれば必ず実売に結びつきます。(中略)
実績が出れば旅行会社とのタイアップの目もあるな。
・売れる・売れないの差はどこでつくんでしょう?(中略)
「なぜ売れないか」はわからないけど、ひとつだけハッキリ言えるのは------
売れる漫画は愛されています。
●漫画『重版出来! 1』より作成
松田 奈緒子 著
小学館 (2013年3月初版)
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