FaxDMトップ > 会社案内 > 成功者の知恵 > 松岡 正剛 氏 書籍『知の編集工学』(朝日新聞社 刊)より

松岡 正剛 氏 書籍『知の編集工学』(朝日新聞社 刊)より

このページは、書籍『知の編集工学』(松岡 正剛 著、朝日新聞社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・キャンベルは、世界の大半の英雄伝説がひとつの<マザー>をもっていることをつきとめ、その構造が「セパレーション」(出発)、「イニシエーション」(試練)、「リターン」(帰還)という三段階の物語構造をもっていることをあきらかにした。(中略)


桃太郎や一寸法師や浦島太郎なども物語も、まず意外な出発点があり、次に未知の国への旅立ちがあり、その途中でさまざまな試練に会い、そこでいろいろな同伴者やヒントをえながら、やがて目標を達成すると、その国にとどまることを勧められ、しかし、最後には決然と故郷の国に戻っていくという物語順序をもっている。


・知識を編集するのではなく、編集を知識にするべきなのである。


・情報の基本的な動向について三つの見方をもっている。それは「情報は生きている」ということ、「情報はひとりでいられない」ということ、そして「情報は途方にくれている」ということだ。(中略)


これら三つの動向を一言でいえば、情報は関係しあおうとしているということになる。この関係線を見出すこと、それが編集である。つまり編集とは「関係の発見」をすることなのだ。


・『未来潮流 インターネットは編集だ』


●書籍『知の編集工学』より
松岡 正剛 著
朝日新聞社 (2001年2月初版)
※amazonで詳細を見る