このページは、書籍『瞬間説得~その気にさせる究極の方法』(ケヴィン・ダットン 著、NHK出版 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・意外性(中略)わたしたちが説得されるか否かは、この他にある四つの要素によって決まります。それは単純性(中略)、私的利益感(中略)、自信(中略)、そして共感(中略)五要素
・候補者が私欲に走っているかどうかを有権者が評価の焦点として考えるとき、成熟した“何を考えているかわからない”顔の政治家より“正直な”赤ちゃん顔の政治家のほうが支持されると結果が出ています。これに対して評価の焦点が“専門性”の場合は、より“抜け目のない”成熟した顔の政治家のほうが支持を集めます。
・車で混んでいる道に割りこんだ(中略)
コツは誰でも知っているとおり、やってくるドライバーと視線を合わせることです。視線が合えば、入れてもらえるチャンスが飛躍的にふくらみます。
・片方の瞳孔は開いており、もう一方は閉じています。どちらが魅力的だと訊かれたら、ほとんどの人が瞳の開いたほうを選びます。(中略)
瞳の開いた顔がそうでない顔より魅力的に見える理由は、返報性、言い換えればギブ・アンド・テイクの法則によるものです。(中略)
相手の瞳孔反応に対するこちらの感受性も自動的に作動します。
●書籍『瞬間説得~その気にさせる究極の方法』より
ケヴィン・ダットン 著
雨沢 泰 翻訳
NHK出版 (2011年6月初版)
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