このページは、講演『いま古典力を考える』(講師:齋藤 孝 氏、主催:大学出版部協会)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
当日は、シェークスピアを参加者全員と"音読"しました。点(、)を境にして齋藤孝さんと交代しながら読む進めていく形です。中でも、感情を込めて読むことと間髪入れずに読むように指導していました。途中、齋藤孝さんが「声が小さい!」と注意したり、「もっと感情を込める部分ですよ!」と言ったり、会場からは笑いが起こっていました。また、前のめりで声も通常より高く話したり、手のリアクションを大きく使ったりと、ユーモアを交え、深いことを愉快に話していたのいたのが印象的です。
-----------------------------------------------------------------
・読書のコストパフォーマンスが最も高いのは古典。新刊50冊読むのなら、古典1冊を読めばいい。
・無言の圧力が良い。えっ、この本読んでいないの?とお互いで言い合うことで、教養は高められる。
・読書は引用してはじめて意味がある。逆に言えば、印象に残った部分を人に話せないようでは読書は無意味。
・時代を超えて昔の言葉を、今の自分の経験として言い換えると楽しい。
・音読、線を3色で塗り分ける
●講演『いま古典力を考える』より
創立五十周年記念「講演会」
【第2回】知を磨く西洋古典
特別講演:いま古典力を考える 齋藤 孝 氏(明治大学)
日時:2013年7月27日(土曜日)13時~
主催:一般社団法人 大学出版部協会
大学出版部協会のウェブサイトはこちら
Copyright (C) 2003-2024 eパートナー All rights reserved.