このページは、書籍『9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方』(福島 文二郎 著、中経出版 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・ディズニーにける理想の上司・先輩、最悪の上司・先輩とは?
◎理想の上司・先輩
●リーダーシップをもっている
●ゲストや後輩をよく見ている、よく声をかける
●困っている人がいれば、すぐに声をかけ、手助けをする
●改善点を見つけたら、すぐに改善にとりかかる
×最悪の上司・先輩
●自分のことしか眼中にない
●言うことと、やることが違う
●面と向かって注意しない
・ディズニーでは、先輩がゲストと同じように後輩を迎える(中略)
「人は、自分が扱われたように人を扱う」という考え方です。このような手厚い出迎えをすることで、先輩キャストは、「あなたたちが、オンステージにデビューしたときも、こんなふううにゲストをお迎えしてもらいたい」という暗黙のメッセージを、新人キャストの心に訴えかけているのです。
・ディズニーでは、パーク内を「オンステージ」と呼びます。そこは、まさに、ゲストに素晴らしい体験をしていただく表舞台だからです。そして、ディズニーでは、オンステージのすべてが「ショー」であるととらえています。
・一方的に訴えても絶対に受け入れてもらえないので、自分たちで考えてもらう
・どうすれば、自己理解を広くする、つまり「価値観を共有する」部分を広げることができるのでしょうか。その方法として、2つのことがあげることができます。
方法1 自分の情報を自ら積極的に発信する(中略)
方法2 相手の情報を積極的に収集する
・仕事の重要性を認識させる(中略)
「カストーディアルというのは『清掃担当』という意味じゃないんだ。カストーディアルには、『管理する』とか『保護する』という意味があるんだ。(中略)カストーディアルには、パークを清潔に管理する、ゲストを保護するという意味が込められているんだよ」
・ディズニーのキャストは、ディズニーのバックステージの話はもちろん、ディズニーでの仕事に関する話を、公の場では慎むことが求められています。(中略)どこにゲストとしてパークを訪れる人がいるかもしれません。そういう人の夢をこわさないためです。
・指示するときは、必ず「理由」も伝える(中略)後輩が納得し、高いモチベーションをもって、指示に従うことができるからです。
●書籍『9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方』より
福島 文二郎 著
中経出版 (2010年11月初版)
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