このページは、書籍『あわわのあはは~徳島タウン誌風雲録』(住友 達也 著、西日本出版社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・「あわわ」のネーミングは、ジャズ喫茶のマスターが聞き間違えていくれたおかげで誕生したのである。
・一軒一軒に頭を下げて、説明し、頼み込み、そしてやっと置いていただけたのは50数軒。しかもそのなかには、喫茶店、レコード・ショップ、雑貨店等、書店以外のお店もかなり含まれていた。販売ルートの確保って、ホント大変なのです。
・3年目を迎えたころから、部数も広告売り上げも飛躍的な伸びを遂げるようになった。「あわわ」もそうだけど、媒体って、やっぱり定着させるのに最低2年はガマンしないといけないのである。一人づつ読書を掘り起こしていって、確実にファンを増やしていく。とにかく、そうさせるだけの内容を毎月、真剣勝負で作り続けることがいちばん大切なのだ。
・ある日、編集部に外車の販売店を名乗る大阪の会社から、一通のプレス・リリースが届いた。それは、「読者3名を、1年間、無料で外車モニターに!」という募集広告だった。(中略)
よくよく聞いてみると、当選した読者には「モニターとして1年間、車は無料で提供するが、保険料だけは自己負担でお願いします。外車なので少々お高いですが、約16万円を指定の口座に振り込んでください。入金が確認されしだい、ご希望の車をお届します」なんてことを話しているらしい。さすがにコレは「ヤバい!」と感じた。(中略)
プロの詐欺師の仕業
●書籍『あわわのあはは~徳島タウン誌風雲録』より
住友 達也 著
西日本出版社 (2004年11月初版)
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