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書籍『心のなかの幸福のバケツ』(ドナルド・O・クリフトン 著、トム・ラス 著、日本経済新聞社 刊)より

このページは、書籍『心のなかの幸福のバケツ』(ドナルド・O・クリフトン 著
、トム・ラス 著、日本経済新聞社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・ひんぱんに褒められ、認められている人には、つぎのような特徴がある。

●生産性が高い
●仲間意識が強い
●会社を辞める比率が低い
●顧客の忠誠心や満足度が高い
●職場での事故が少なく、安全性が高い


・会社辞める理由の第1位:自分が正当に評価されていると思えないから


・心に残る「瞬間」のイメージ(中略)

いままでで最高にうれしかった褒め言葉は何か(中略)

母親が亡くなったとき、尊敬する職場のメンターがお悔やみのメールをくれた。メールの最後には、こう書かれていたという。「お母様はあなたを誇りに思っていたはず。私もよ」。(中略)「私もよ」という、たった一言のシンプルな言葉だった


・魔法の比率:ネガティブな言動1回に対し、ポジティブな言動を5回にする(中略)ただし、ポジティブの比率が高ければ高いほどいいというわけでもない。フレデリクソンとロサダの計量モデルによれば、「上限」があるようだ。ポジティブな比率が一三倍を超えると、生産性は低下している。


・フレデリクソンは、ポジティブな感情ははつぎのような効用があると言う。

●ネガティブな感情から守り、その悪影響を打ち消してくれる
●活力を与え、人を元気にする
●視野を広げ、自分とは違う考え方や行動に気づかせてくれる
●人種の壁を打ち破る
●苦しいときの「たくわえ」となる、じょうぶな体や心、頭、人間関係をつくる
●組織や個人がもっている力を引き出す
●(リーダがポジティブな感情を積極的に示したとき)チームの成果を高める


・すべてに秀でようと思わなくていい。得意なことで秀でる努力をすればいいのだ。


・ポジティブになるための5カ条

1.バケツの水をくみ出すのをやめる
2.人のよいところに注目する
3.親友をつくる
4.思いがけない贈り物をする
5.相手の身になる


・バケツの水をくみ出すのをやめる(中略)


誰かと話をするときには、自分の一言一言が、相手のバケツに水を注ぐことになるのか、それともくみ出すことになるのかを自問する(中略)


自分の発言を点検してみよう。人をバカにしなかっただろうか。弱みにつけこまなかっただろうか。相手の欠点をあからさまに指摘しなかっただろうか。ひとつでもあてはまるなら、つぎからは、頭のなかの「ちょっと待て」ボタンを押そう。(中略)


やたらと他人を傷つける人たち


●書籍『心のなかの幸福のバケツ』より
ドナルド・O・クリフトン 著
トム・ラス 著
高遠 裕子 翻訳
日本経済新聞社 (2005年5月初版)
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