このページは、書籍『明日が見えないときキミに力をくれる言葉』(ひすい こたろう 著、SBクリエイティブ 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・カーネル・サンダース(中略)
「ワシはただ二つのルールを守ってきただけなんじゃよ。できることはすべてやれ。やるなら最善を尽くせ。これが何かを達成するための唯一の流儀じゃないかな」
・カーネル・サンダース(中略)
お客さんに(中略)「この街にはろくなレストランがない」と後でグチを言われる始末・・・・・・。このときサンダースは、それなら自分でおいしいものを提供しようとひらめき、ガソリンスタンドの4・5メートル四方の倉庫にイスを6脚置き、「サンダース・カフェ」としてお店をオープンさせるのです。このときサンダースは40歳。人生初の飲食業スタートです。(中略)これも「できることはすべてやる」の精神から誕生したカフェでした。
・カーネル・サンダース(中略)
「おいしいもので人を幸せにしたい」これが、KFCの原点になっています。
・カーネル・サンダース(中略)
ケンタッキーのお店の前に経つサンダースおじさんのかけているメガネ。実は、ちゃんと度が入っています。細部にも手を抜かない。そう、それこそが情熱です! 情熱とは、なにもビックなことを成し遂げることではない。
・カーネル・サンダース(中略)
人生はできる、できないじゃない。それをやりたいのか、やりたくないのか、やる価値があるのか、ないのか、そこで決めればいい。本当にそれをやる価値があるのなら、たとえキミが何歳だろうがGOだ!
・出光佐三(中略)
経営危機(中略)
「三度の飯が食えないなら二度に減らしても人員整理はしない。会社がいよいよダメになりよったら、みんなと一緒に乞食ばするまでだ」
・出光佐三(中略)
焼けてなくなった社員名簿を作らせて、完成した際には、嬉しそうにこうつぶやいたそうです。
「ほう、これが俺の財産目録か」
お金が財産じゃない。社員たちこそ最高の財産だというのです。
・出光佐三(中略)
どんな逆境だろうが、1006人、ひとりもクビにしない。なぜなら社員は家族だからだ。家族にクビはない。家族にはタイムレコーダーもないし、出勤簿もないし、定年もない。だから出光興産にはクビもないし、タイムレコーダーもないし、出勤簿もなければ、定年もなかったんです。
「定年はその人の心にある。もう自分は働けないと判断したときがその人の定年です」これが左三の考えです。
・出光佐三(中略)
自分たちのため・・・・・・そんなちっぽけな目的じゃ命を張れはしない。貧窮するイラン国民のため。石油をセブン・シスターズの独占から守るため。そして日本国民のため。人は人のために生きると決断したとき人を超えるのです。
・出光佐三(中略)
佐三の「佐」とは「人をわきで助ける」という意味です。人を二度、 三 度と助けるたびに、心の 光 が湧き 出 ずる。それが「出光佐三」という名前です。
・マイケル・ジャクソン(中略)
兄弟で組んでバンド、ジャクソン5 時代にステップを間違えると父からベルトでぶたれたと告白しています。「ぶたれたのはベルトだけ?」と聞かれると、マイケルは手で顔を覆い涙ぐみました。(中略)父の前ではいつもビクビク震えるような日々。マイケルは、父の姿を見るだけで嘔吐してしまうほどのトラウマを残します。
・マイケル・ジャクソン(中略)
178センチに届こうとするひょろひょろした青年に変わっていたのです。しかも顔中は思春期特有のにきびだらけ。この当時、「僕がマイケルです」と言うと、会う人、会う人がガッカリしたそうです。(中略)みんなが期待していたマイケルはチビッ子のままのマイケルだったのです。
成長することを周りから否定される。思春期だったマイケルは人と話すときも、相手の顔を見ることができなくなりました。
・マイケル・ジャクソン(中略)
成功すると、人はどこにでも行けるし、何でもできると考えるものです。でも、マイケルは、それは「的外れ」だと言います。「人は基本的なものを渇望するものです」
・マイケル・ジャクソン(中略)
どんなときもマイケルを傷つけなかったのが子どもたちの存在です。大人になり、顔中がにきびだらけになったときも、外見は変わっても内面は変わっていない事実を子どもたちだけは受け入れてくれた。
・長嶋茂雄(中略)
ジャイアンツの監督になったときに、長嶋が選手たちに発した「スクランブル・プッシュ」というスピリッツです。長嶋式和製英語で、「失敗を恐れず、どんどん攻めていけ!」という意味
・長嶋茂雄(中略)
1992年、この年のドラフト会議は後に不動の4番となる超高校級スラッガー松井秀樹選手の交渉権を獲れるかどうか、巨人軍の運命を分けるドラフトになりました。(中略)
何と、事前に自宅でくじ引きの練習をしていたとは!(中略)クビ引きさえも練習なんですね。
・ヘレン・ケラー(中略)
もしも、この世が喜びばかりなら、人は決して勇気と忍耐を学ばないでしょう
・ヘレン・ケラー(中略)
ヘレンは「見る」「聞く」「話す」そのすべてができなくなっていたのです。
・ヘレン・ケラー(中略)
アン・サリヴァン(中略)も子どもの頃、目に障害があり、ぼんやりとしか見えなかったのです。しかも、お母さんは彼女が8歳のときに他界し、サリヴァンと弟は身寄りのない子どもたちの施設、救貧院に入れられてしまいました。
・ヘレン・ケラー(中略)
「どんなところにも必ず道はある。人生には決して絶望はない」
「障害は不便です。でも不幸ではない」
「もっとも興奮するのは、他人のために生きるとき」
・安藤百福(中略)
ドン底に落ちたとき、『これより下はない』と思い定めると、覚悟ができてラクになる。そして、不思議と力が湧いてくる
・安藤百福(中略)
「開発の五原則」
1.おいしくて、飽きがこない味にする
2.保存ができることラーメンにする
3.便利であること。簡単に調理できるようにする
4.安価であること。
5.安全で衛生的なものにする
・安藤百福(中略)
1.麺をつつむ包装材料であり
2.お湯を入れれば調理器具となり
3.食べるときには食器になる
※補足:日清“カップヌードル”の容器には3つの役割がある
・伊勢神宮(中略)
伊勢神宮の1年におけるお祭りの回数は約1500回以上です!(中略)
お祭りというのは、本来、神様に喜んでもらうためにやっているんです。祝詞(のりと)をあげるのは、神様を称えるため。音楽や舞を奉納するのも神様に喜んでもらうため。(中略)
それこそが、「願いごと」の本質なのです。「ねがう」という言葉そのものの語源は「ねぎらう」。
・野村望東尼(中略)
避けることのできない苦しみを避けようと思わないこと
満たされることのない欲望を満たそうと思わないこと
四苦八苦を、そのまま受け入れる覚悟が大事
まずは、現実をしっかり受け止めて前向きに生きる
現実は避けるのではなく解決方法を見出してゆく
・野村望東尼(中略)
生きていることを自覚するのは、心なり
認識するのも心なり
疑うのも心なり
住みなすのも、我が心なりけり
・野村望東尼(中略)
「世の中には、からだが生きていても、心が死んでいるものがいる。反対に、からだは死んでも、魂が生きているものがいる。死んで、朽ち果てることのないものを残せるのであればいつ死んでもいい。生きて大業をなしとげる見込みあれば、何としてでも生きのびろ」
生きるも死ぬもどちらでもいい。大切なのは、成すべきことを成す、その一点だと。
・日本橋にある小網神社のお守りを僕にプレゼントしてくれました。強運の神様として知らせる神社のようで、第二次世界大戦の際、この神社で無事を祈願した兵士が全員生還したという伝説がある神社なのです。
・偉人とは、生涯をかけて誰かを喜ばせた人です。
●書籍『明日が見えないときキミに力をくれる言葉』より
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