このページは、書籍『ウォルト・ディズニーに学ぶ七転び八起き経営』(パット ウイリアムズ 著、ネコパブリッシング 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・ウォルトはかつてこう言った。
「ひとつだけ忘れて欲しくないことがある------すべては一匹のネズミから始まったということだ」
・かつてウォルトこう言った。
「わたしはいつだって人生の楽観的な面を見たいと思っているが、その一方で現実的な人間でもあるので、人生は複雑なものだとわかっている。笑いと涙は共にあり、映画やテレビ番組をつくるときには、ドラマ性、哀愁、ユーモアといった人生の要素すべてを組みこまなければならない」
・「机を二つ貸して下さるだけでいいんです」ウォルトはこう言い返しました。
「そうしたら、美術関係の仕事はすべて無料で引き受けますよ。あなたはまったく経費のかからない専任の美術部門が持てる------ぼくたちは無料で事務所が借りられるというわけです。これで決まり・・・・・・で、いいですか?」
ウォルトはまだ十八歳のときでさえ、一流のセールマンだったのだ。
・一流のセールマンには五つの資質が備わっている(中略)
正直さ、情熱、自信、勇気、粘り強さである。
・ミッキー、無声映画でデビュー(中略)
一九二八年五月十五日、ついにミッキーマウス・シリーズ第一作『プレーン・クレイジー』の試写がハリウッドで行われた。
・リーダーシップの七大要素を提示した。(中略)ビジョン、コミュニケーション能力、人材活用能力、人柄の良さ、能力と競争力、度胸、奉仕の心
・ウォルトは、チャーリー・チャップリンをよく研究していた------チャップリンの作品は無声映画だったので、その思いはたいてい顔や身体で伝えられていた。それで、ウォルトは表情豊かな顔と、大きな身振りを身に付けたのだ。
・創造的な仕事を担当するチームをつくるとき、ウォルトは常に対照的な性格をバランスよく配置するよう試みていた。
・人生における辛い時期を乗り越えるための提案(中略)
1.何かを喪失しても、その理由を探さない(中略)
2.罪悪感を持ったら、自分を許すことを覚える(中略)
3.苦しみと喪失の意味を見出す(中略)
悲劇から見出せる善きこととは何だろうか。第一に、わたしたちは苦しみや喪失を経験することで、他人を思いやれるようになる。第二に、精神的に強くなれる。忍耐力や愛情や希望や信仰心が育つのだ。(中略)
自分に対して寛容になる(中略)
自分に換えられないことを受け入れる
・ウォルトはこう答えたのさ。(中略)
誰も期待していないからこそ、パレードをするのさ。ディズニーランドの目標は、常にゲストの期待以上のものを与えることだ。驚かせ続ける限り、ゲストはまたやってくる。だが、いったん来なくなってしまったら、それを取り戻すのに十倍以上の経費がかかるのさ
・金について知っているのは、何かを成し遂げるために必要だということだけだ。金に心配をすることはあっても、金のことでわくわくすることはない。わたしをわくわくさせるのは、アイデアだけだ。
ウォルト・ディズニー
・起業家には実務家が必要で、実務家には起業家が必要なのだ。成功するチームとは、ひとつの目標に焦点を合わせた、補完し合う個性と能力を持った人々の集まりなのだ。
補完し合う個性の問題点は、互いに衝突しやすい点にある。(中略)チームワークで成功を手中にするには、物事を生み出すための緊張や衝突に対する健康的な寛大さを持たなければならない。(中略)
衝突が起きたら、解決法はただひとつ------(中略)それは“許し”
・一九六六年十二月十五日木曜日午前九時三十五分、ウォルト・ディズニー死去。公式に発表された死因は「急性循環性虚脱」である。
●書籍『ウォルト・ディズニーに学ぶ七転び八起き経営』より
パット ウイリアムズ 著
寺尾 まち子 翻訳
ネコパブリッシング (2006年8月初版)
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