このページは、書籍『強運が舞い込むとても小さな50のこと。』(山崎 拓巳 著、SBクリエイティブ 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・たとえば「あのひと言が余計だった」というように、良くない出来事や結果も、実は全部が悪いのではなく「ほんの小さなこと」がそうさせてしまっているわけです。日常で起こる、とても小さなことこそが「運」を動かしている
・「良くないことが起こる」というのは、何かボタンの掛け間違えが生じていて、そっちには進まないほうがいいというメッセージだと考えましょう。
・1万時間の法則(中略)どんな道でも「この人はすごい!」て言われる人は、みんな1万時間の経験を積み重ねているっているのが、一つの基準なんです。
1日5時間だとしたら1カ月で150時間。1年で1800時間。約5年半くらいかければ1万時間を超えます。
・「空回りしてるって、すごいじゃん! 行動している証拠だよ」(中略)うまくいかないことを恐れて行動を避けていたら、空回りする起こらないんですから。(中略)
つまり、行動はOKなんだから、その中身を分解してみるわけです。(中略)
自分の行動で無意識になっていたり、これがいいって思い込んでることに中に、じつは「そうじゃないよ」って間違いが紛れ込んでいるのかもしれない。(中略)
だから、(中略)自分より上手くいっている人が「何に重点を置いてやっているか?」に着眼してみてください。
・よく、いろんな人が「運が良くなる方法はないですか?」「幸せになりたいんです」って質問してきます。でも、それならどんなことが起これば自分は「快」なのか、どんな状態でいることが自分の幸せなのか具体的になっていない人が多いのも事実です。
・伊勢神宮はあえて20年に一度新しくしています。そこには、その造営技術や携わる人々の大事な思いを伝えていくという意味が込められています。昔の人々の寿命は、かなり短かったはず。だからこそ、20年という期間で確実に原点回帰できる仕組みをつくったというわけですね。
・「苦しくて怖いんだけど(中略)」僕がそう訴えると、妻は一言、こう言いました。
「いいんじゃない」(中略)
いつも不安を抱えるクセがあるよね?(中略)でも、その不安に潰されるのではなくて、いつもそれをエネルギー源にし、ここまで来たんだから不安をなくしたら困るんじゃない?
・体はわざわざ不調になって、「休みなさい!」のサインを出してくれているのです。つまり、気持ちが元気じゃないってことは、体を休ませたがっているサイン。自分の体と常に対話して、ちゃんと休むときは休む。
・
(・・・・・・いただいたことを覚えておかないといけないな)
(・・・・・・ちゃんとお返しもしないと)(中略)
いただきものが嬉しいんだけど苦手でした。でも、あるとき、こんな人に出会ったんです。僕が手土産のお菓子を渡すと、その人が笑顔でこう言いました。
「えっ、餌付け?」(中略)
素敵な返し言葉を聴いて「救われたぁ」って気持ちになりました。
・あるCA(キャビンアテンダント)(中略)飲み物をお願いしたときに、そのCAさんが「はい、もちろん」ってニコッとして言ったんです。お願いごとに対して「もちろん」という返事。(中略)素敵な受け答えってありますね。
・メールでお願いされたときも「ハイ、喜んで!(笑)」なんて返事すれば、相手だってお願いごとをした負担感が消えるはず。そんなふうに返してくれる相手のことは大事にしようって思いますよね。
・よく見てみると仕事は仲間内で回っているものです。
・世の中には二つの幸せがある。一つは数字の世界。お金の桁がただ増えていくみたいな。もう一つはリアルなハッピー。こんなふうになれれば幸せ。そのために、これだけのお金が必要という考え方。(中略)どっちを選ぶ?
・最近、頑張っているけど思うようにいかないなと感じたならば、一旦気持ちをリセットして、体から力を抜き自然に湧き上がる運気の息吹を感じるようにしてみてください。(中略)
「ねばらない」という考えをやめる
※補足: 「~しなければならない」「~ならねばならない」という考えをやめるということ。
・ビジネスでも投資でも、ときには「損切り」のタイミングが大切。できるだけダメージが少ないあいだに、いったん手仕舞いをすることも重要なんです。そうすれば、また別のことで挑戦するだけの体力も「運」も残っています。
・壊れるときは外ではなく、内側から。(中略)
だいたい会社がうまくいかなくなるのは、景気や取引先との関係や、そんないろいろな「外側」のことが影響しているって思っていた(中略)でも、ほんとうはそうじゃない。(中略)
自分に近い人、たとえば家族やスタッフに見放されたら、大きなダメージになってしまいます。だからこそ、何かを目指しているときに「外」ばかりに気を取られていたらダメ。ちゃんと「内側の人たち」を大事にすることが、運をつくる素になるんだよ
・「意味づけ」という視点です。通常、何か失敗をしてツイてないなぁと凹んだときは「失敗した(事実)」と「ツイていない(意味づけ)」がセットになっているわけです。(中略)
事実は神様が決める出来事なのだから、それは受け入れるしかない。だけど意味づけのほうは、自分がやっていることなので変えてOK。
・かつて作家になりたいと思った僕は、オファーや締めきりもないのにホテルに缶詰になり原稿を書いていました。するとそのすぐあと、ほんとうにある編集者との出会いがあって、僕のデビュー作が世に出ることになったんです。(中略)
成功したときのリハーサルを先にしておく
・アメリカの詩人ロバート・フロストの言葉に「人付き合いがうまいというのは、人を許せるということだ」(中略)
ややもすると人は周りをジャッジする「判定者」になりがちです。誰にでも共通する価値観が「自分は正しい」です。なので、人が「正しくない」ということを論じてもあまり意味はありません。その人の存在、行いを許すことで、その人から素晴らしい部分を引出すことができます。
・健康は勉強しないと手に入らないもの。当たり前にあるものじゃない。逆に言えば、ちゃんと学んでいけば手に入るっていうこと。
・もしかしたら、これって運気が下がっている?
そんなときは、まず自分を整えるっていうことを意識してみてください。(中略)
僕はよく「ホワイトセージ」を焚いて、部屋をリフレッシュさせます。ケミカルな香りより、ナチュラルな香りを楽しんでいます。
・「夢」に「公」を足すと「志」になります。それとは逆に、自分の夢、願望は総称して「欲」と考えることもできます。一般的に、私欲を叶えたいのが誰しもの気持ちかもしれません。それを実際に叶えるためには、「公」を足すといいんです。それは、私欲の実現が世の中の喜びになるよう加工するといいとも言えます。
たとえば「家が欲しい!」という私欲があったとします。(中略)「みんなが集まれる場所をつくる」とするのです。(中略)
「自分の」が「僕たちの」に変わる時、さらには「みんなの」に変わると大きな力となるんです。
・起きていることにどんないい意味づけをするかは、強運体質になるための極意(中略)じつは、人生で大事なのは、ほんとうに起こったことよりも「そうかもしれない。いいことかもしれない」という「気がしてくる」こと。
・イライラが次のイライラを誘発します。悲しい出来事は次の悲しい出来事を呼んできます。不幸は不幸を呼び集め、残念は残念を呼び集めます。(中略)
この流れを断ち切らねばなりません。そんなときにとっておきの「素敵な言葉」があります。それは「ってのは、ウソッ!」です(笑)。(中略)
「あ~! も~! 今日はほんとうについていない・・・・・・、ってのは、ウソっ!」(中略)
マイナスの流れを断ち切り、新鮮でさわやかな感覚をよみがえらせ、新しい未来に意識を向けていくことができるのです。
・自分を喜ばせることができるのも自分。
自分を傷つけることができるのも自分。(中略)
誰かの発した言葉のナイフを自分の手にとって、自分の胸にグサッて刺しているわけなんです。(中略)
誰かに話すのではなくて、紙に書いたり、自分だけしか見ない携帯やスマートフォンのメモ帳などにこっそりと書き、心から吐き出してみる。(中略)
自分の機嫌は自分で取る
・楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しい
・目標やゴールは未来を変えるために持つもではなく、今を変えるために持つのです。目標やゴールは持つことで、壁を発見できますし、壁の根元にある思い込みや刷り込みを炙り出すことができるからです。
・自分の夢がかなうかどうかに一喜一憂するのではなく、とにかくあなたの未来を信頼してあげましょう。ぶっ飛んだ夢にワクワクしながら生きていれば、運を含めた、いろんなヒントや合図が必ずおとずれます。
●書籍『強運が舞い込むとても小さな50のこと。』より
山崎 拓巳 著
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