このページは、書籍『伸び続ける会社の「ノリ」の法則』(遠藤 功 著、日本経済新聞出版社 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・「ノリ」とは、「個人や職場、組織に勢いがあり、盛り上がって前に進もうとする正のエネルギー」のことだと私は定義している。
・野球解説者の野村克也氏がプラス思考とマイナス思考の組み合わせについて、とても興味深い発言をされている(サンケイシポーツ、2010年11月4日)
「バッテリーとは?」という質問に対して、野村氏はこう答えている。
「投手は“打てるもんなら打ってみろ”というプラス思考の人種。捕手は“打たれちゃいけない”というマイナス思考の人種。プラスとマイナスがコンビを組む。だから、『バッテリー(電池)』と呼ばれる」
・毎週のバーベキューで結束を確認する都田建設(中略)
全員がリーダーであり、仕事は「自己表現する舞台」だと認識している。
・ノリをよくするとは、意識的に「快」を増やし、意思的に「不快」を減らすことである。「快」が最大化され、「不快」が最小化されれば、個人も組織も必ずノリはよくなる
・過去形ではなく、未来形で話す(中略)
ノリを生み出すためには、「私はこうする」(I will)「私はこうしたい」(I want)というい未来形の言葉が飛び交うことが必要である。「Will」とは「意思」であり、「Want」とは「願望」である。(中略)
それに対して、「こうすればよかった」「こうしたかったのに・・・・・・」という過去形の言葉が多く行き交う組織は、過去に拘泥(こうでい)し、前向きになりにくい。そして、勢いが生まれてこない。
・「会社では仕事の難しさより、人間関係で悩むことがおおい」
「日常から信頼関係を深めてこそ、組織は最大限の力を発揮できる」
※ダイキン工業・井上 礼之 会長 談
●書籍『伸び続ける会社の「ノリ」の法則』より
遠藤 功 著
日本経済新聞出版社 (2011年5月初版)
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