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入谷 栄一 氏 書籍『病気が消える習慣』(経済界 刊)より

このページは、書籍『病気が消える習慣』(入谷 栄一 著、経済界 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。


・運動しなくても免疫力を上げる秘訣があります。それがハーブ療法です。ハーブ療法は人間の免疫力を恒常的に高めるハイパーフィトケミカルをカンタンに摂取できるからです。


・食品には三つの機能があると指摘しました。

①一次機能・・・・・・生きるために最低限の必要な栄養素を摂取する機能
②二次機能・・・・・・味や香りなど、感覚に働きかけ食欲を増強させる機能
③三次機能・・・・・・健康維持・疾病予防など、体調を調節するための機能(中略)

最近の研究では、この三次機能がとても大事なことが分かっています。この三次機能の正体こそ、フィトケミカルです。


・ハーブ医療の正しい考え方は、「ハーブを医薬品にできないことを可能にし、自身の健康状態と相談して、上手く使えば免疫力が高まるもの」と認識しましょう。


・●このハーブティーを飲もう

カゼを引いた場合、セルフケアとして、からだに取り入れるべきは、エキナセアとエルダーフラワーです。


・エキナセア(中略)

効能は、短時間で免疫システムに作用し、免疫力を強化します。その薬効効果との高さと、安全性によって、世界(中略)で高頻度に使用されているハーブ


・エルダーフラワー(中略)

これは鼻とのどの炎症に効果のあるハーブです。古くからインフレエンザの初期症状(鼻水や涙目)に使われてきました。欧米では、カゼの際の悪寒に好んで使われています。


・エキナセア(中略)

●ここに注意!

エキナセアは免疫力を高めるため、ルイマチや膠原病、1型糖尿病などの自己免疾患を持っている方は要注意です。免疫力を強化してしまうことで、病状を悪化させる可能性があります。


・便秘(中略)大きく三タイプに分けられます。

●直腸性(習慣性)便秘
●弛緩性(しかんせい)便秘
●痙攣性便秘


・メタボリック症候群とは病気の名前ではありませんん。むしろ、病気を発症しやすい予備軍の総称と考えると、わかりやすいかもしれません。


・免疫力を高める野菜 トップ5

①ニンニク
②タマネギ
③ショウガ
④キャベツ
⑤玄米


・冬至(とうじ)ではなくても、疲れたからと思った時には積極的にゆず湯を試して下さい。ゆずの精油成分に、血行を促進させる働きがあり、からだを芯から温めます。新陳代謝も活発になるため、疲れや冷え性の改善に効果的です。


・ゆず湯に入ると、副交感神経が活性化され、血管が拡張することで血液の循環が良くなります。また、果皮に含まれるクエン酸やビタミンCが美肌効果をもたらします。


・ダイコン湯は農村地帯では冷え症や婦人治療のため民間療法として使われています。干した大根の葉には、温泉成分にみられる塩化物や硫化イオンなどの無機成分が多く、皮膚のたんぱく質と結合して膜をつくることで保温効果を高めます。


・ダイコン湯

効果的な方法は、ダイコンの葉を三日ほど天日干ししたものを、入浴剤として使用して下さい。


・筋肉は免疫力を高める源である(中略)

とくに体温の発生においては、四〇%以上が筋肉によるものです。私たちがカゼを引いた際に筋肉痛が起こるのは、筋肉を震えさせることで体温を上げ、免疫力を高めるように、自己防衛をしているからです。


・うつ病と不眠の関係ですが、うつ傾向にある人はどの年齢でも睡眠時間が短くなっています。特に睡眠時間が五時間を切ったところから急激にうつ傾向になります。


・免疫力を高める腹式呼吸(中略)

私たちは意識しくなくても、一日に約二万回も呼吸をしています。


・息を吐く時には肋間筋、吸う時には斜角筋や胸鎖乳突筋などの筋肉が補助しています。肺自体には息を吸ったり吐いたりする働きはないため、肺が丈夫でも呼吸筋が衰えれば質の良い呼吸ができません。


・緊張状態にある時や不安感がある時にお勧めなのがベルガモットです。酢酸リナウルやリモネンといった成分が、不安な状態を助けてくれます。


・イライラな毎日を、どうにしたい時にはゼラニウムです。すぐにカーッとなったり、イライラして落ち着かない時など、精神的なバランスの乱れを整える働きがあります。(中略)生理前のイライライにもぴったりです。


・昼寝前にカフェインを飲みなさい(中略)

ハーブティでしたら緑茶、紅茶、コーヒー、マテ茶です。(中略)


カフェインの効果が現れるには、摂取してから三〇分から一時間程度の時間が必要です。そのため仮眠の前に摂取すると、起きる頃に効果が表れているので、スッキリ目覚めることができるのです。


●書籍『病気が消える習慣~体を強くする「ハイパーフィトケミカル」』より
入谷 栄一 著
経済界 (2009年9月初版)
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