このページは、書籍『100円のコーラを1000円で売る方法』(永井 孝尚 著、中経出版 刊)から、良かったこと、共感したこと、気づいたことなどを取り上げ紹介しています。
・製造志向の考え方
A社 化粧品の製造販売
市場志向の考え方
B社 ライフスタイルと自己表現、そして夢を売ること
生き残る化粧品会社の事業定義は、どちらか?
・顧客満足の式(中略)顧客満足は、“顧客が感じた価値”から“事前期待値”を引き算したものです
・駒沢商会さんは私たちが言ったいることには確実に対応してくれます。でも言い換えると、言ったことしかしてくれないんですよね。前向きな提案がありません。
・街の電器屋さんって、どうやって成長していると思いますか?(中略)
顧客が“価格”と“品揃え”だけを重視すると思い込んでいませんか?(中略)
地元密着型の手厚いサービス(中略)最近の家電製品のことがよくわからない中高年層です
・顧客本人も気づいていないような価値を見つけられるかどうか、です。顧客が何に価値を感じるか、まずは自分の頭で徹底的に考えることです。(中略)他社がやっていることは切り捨ててもいいくらいです
・バリュープロポジションとは?
競合他社が提供できる価値
顧客が望んでいる価値
自社が提供できる価値
①顧客が望んでいて、
②ライバルが提供できない、
③自社が提供できる、価値
※この3つが重なり合う部分のことを、バリュープロポジションという。
・会計ソフトは必要か?(中略)
経営者が本当にやりたいことは、会計システムで集まった情報を活用して、会社の財務状況を改善し、経営改革をすることです
・お客さんの言いなりになることを、最近、マーケティングの世界では“カスタマー・マイオピア”と呼んでいます(中略)
要は、目の前のお客さんが言っていることだけを鵜呑みにして、それにすべて対応しようとしてしまって、本当にお客さんが必要としていることに対応できておらず、長期的に見るとお客さんが離れてしってしまう状態のことです
・コーラが1000円(中略)リッツカールトン(中略)ルームサービスで頼んでみたんですよ。1035円でした(中略)
最適な温度に冷やされ、ライムと氷がついた、この上なく美味しい状態で、シルバーの盆に載ったコーラがグラスで運ばれてきた(中略)
コーラという液体ではなく、サービスという目に見えない価値を売っている
・コストを徹底的に下げて価格勝負する戦略は、(中略)市場リーダーにしかできません。市場リーダというのは市場のなかで1社だけ。世の中のほとんどの企業は本来、価格勝負をしてはいけないんです(中略)
価格を下げるのではなく、価値を上げて勝負すべきなのです
●書籍『100円のコーラを1000円で売る方法』より
永井 孝尚 著
中経出版 (2011年11月初版)
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