このウェブサイトにおけるページは、書籍『ブックデザイン』(粟屋 充 著、美術出版社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・編集者(中略)料理人である。だからその「本」のことに関しては出版の意図から内容のすべてを把握している いわばその「本」の中身に関するエキスパートである。
・レイアウトについて(中略)
レイアウトを根本的に大別するとその構造にはシンメトリー(Symmetry)とア・シンメトリーにわけられる
シンメトリーとは左右相称(対称)・釣合い・調和・対等・均斉美などと訳されるが 要するに対称的構図を指す もちろん上下シンメトリーということも含める
これに対してア・シンメトリーとはその反対で対称形ではない 従って その意味も反対ものと考えてよい
・ヨーヨッパにおいて開発された製本様式がわが国に紹介され伝授されたのは明治6年である それ以前には和装の製本しかされていなかった
●書籍『ブックデザイン』より
粟屋 充 著
美術出版社 (1971年7月発行)
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