このウェブサイトにおけるページは、書籍『新ジョーク世界一』(天馬 龍行 著, 編集、アカデミー出版 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・男子一生の区分け
男の一生は、「少年」「青年」「壮年」「中年」、それを過ぎたあとは「お若く見えますね」「いつもお元気ですね」の計六段階に分けられる。
・夫 「おまえ、おれのことバカだと思うか?」
妻 「思わない。わたしは世間の人とは考え方が違うから」
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遠まわしな言い方、とはこういうこと。
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・名案医
医師の診察室に飛び込んできた看護師。
「先生、大変です! いま先生が健康体だと診断して帰した患者さんが、玄関を出たところで倒れて息をひきとりました」
医師はあわてずに的確な応急手当てを指示した。
「落ち着きなさい。その患者の向きを変え、これからクリニックに入るように見せかけなさい」
・お客さまは神さま
店長 「おまえ、何度言ったらわかるんだ? お客さまはいつも正しいんだって言って聞かせてるだろ。なぜ今日も客と言い争いなんかしたんだ?」
従業員 「だってあのお客さん、自分の方が間違ってると言い張るんです」
・約束
会社を共同で経営していた青木氏と山中氏の二人。友情の証しとして、どちらかが先に死んだ場合は、残された方が百万円の現金を死者の棺に入れることを互いに約束。数年後、青木氏が先に死に、深く悲しんだ山中氏は、約束の十倍にあたる一千万円の小切手を切り、棺の中に気前よく投げ入れた。
・友情
友A 「おまえの友情は一生忘れない。あのときおまえは氷を割って湖に飛び込み、落ちたおれを救ってくれたっけ」
友B 「あのときはおれも必死だった。おまえに十万円貸してあったからな」
・退職
「きみを呼んだのは、退職の件について話そうと思ってね」
そう社長に言われて、従業員は無邪気に答えた。
「それはないですよ、社長。あなたはまだ若いじゃないですか」
・知恵くらべ
同業の三店が幹を連ねて競い合っていた。ある日、真ん中の店の売上が急に落ちた。店主が外に出てみると、右の店の店頭には“大出血サービス”の大看板が。左を見ると、そっちの店には“半額セール”の大看板がかかっていた。
真ん中の店の店主は頭をかかえた。だが負けてはいられない。頭を巡らせていると、グッドアイデアがひらめいたので、それを新看板にして天井に掲げたら店はたちまち客でいっぱいに。その新看板いわく、
“特別セールの入口はこちら”
・もう安心
小学生の息子が部屋に飛び込んできて母親に言った。
「ねえ、母さん。あの高価な花瓶、ぼくが割るんじゃないかっていつもハラハラしていたよね?」
「それがどうしたの?」
「もうハラハラしなくていいよ」
・そのときのための修行
女の子は料理は洗濯や家の掃除のしかたを学んでおくべきだ、と祖母はいつも言っています。伴侶が見つからなかったときのためだそうです。
・できない相談
女性が弁護士に夫の浮気のことで相談していた。
「昨日も若い女性と一緒にいる夫をみたんです。夫のその女はわたしに見られているとも知らずに映画館に入っていきました」
「だったらどうして二人のあとについていって、ご主人と向き合って談判しなかったんですか?」
「それができなかったんです。わたしと一緒にいた彼はその映画はもう見たって言うんです」
・秘密
「心配しないで、わたしは秘密を守るから。もらすのはいつも、わたしが教えてやった人たちなの」
・夫たるもの、妻の弱点をあまり非難してはいけない。特に判断力の弱さには目をつむるべきだ。彼女はその弱点ゆえに、あなたと結婚したのだから。
・なぞなぞ(1)
黒塗りのトラックが無灯火で疾走してきた。空は雲でおおわれ月も出ていなかった。歩行者が一人、行く手の道を横切ろうとしていた。運転手はどうして歩行者に気付けたか?
答え・・・・・・昼間だったから。
・なぞなぞ(2)
国会と幼稚園の違いは?
答え・・・・・・国会は全員が先生で、みな勝手なことを言い、誰も相手の言うことを聞かない。幼稚園は一人の先生の言うことをみんなが聞く。
・カウンセラー
カウンセラー 「今まで離婚を考えたことはありますか?」
相談者 「いえ、まったくありません」
カウンセラー 「では、殺そうと思ったことか?」
相談者 「それはしょっちゅうです」
●書籍『新ジョーク世界一』より
天馬 龍行 著, 編集
アカデミー出版 (2016年3月初版)
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