このウェブサイトにおけるページは、書籍『さらば歯周病』(河田 克之 著、新潮社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・「歯周病」(すなわち「歯槽膿漏」)
・歯槽膿漏の元凶は歯石である。歯磨きだけでは守れない
・最近の研究では、エナメル質表層に発生した初期の虫歯は、再石灰化により治癒することがわかってきました。
・若い患者さんに場合はとくに、「あなたは歯槽膿漏です」と言うと、とんでもない病にかかったという顔をされる。ところが、「歯周病です」と言い換えると、ひと安心という表情に変わります。それだけイメージが違うわけですが、疾患としてはまったく同じもの
・成人の歯の平均寿命をみると、最も長持ちする歯が下顎の前歯で約66年、逆に最も早く失われるのは下顎の奥歯で約50年です。
・歯槽膿漏は若いころからの蓄積でもって、老化の開始とともに一気にガタがくるという特徴を示しています。
・歯槽膿漏の元凶は『歯石』にあり
・二〇〇二年四月から保険法が改正され、月に一度の歯石除去、すなわち「メンテナンス」について、保険適用となっています。
・歯を修理するのは歯医者の仕事、その歯をケア、維持するのが衛生士の仕事
・八〇二〇は「ハチマルニイマル」と読む。(中略)八〇歳で二〇本の歯を残そう
・日本人の寿命が伸びて、命の滅びより歯の滅びのほうがはるかに早くなってしまった。
・私の知り合いに、その方面の手術をすすめられた人がいて、相談を受けたことがありました。まず歯茎を切り裂いて歯骨を出し、歯根の病巣をけずり、そこへ「エムドゲインゲル」という名の「幼若豚の歯胚が取り出した蛋白」(スウェーデン製)を塗る、といったものです。
・「サフラニンテスト」を行います。これは、プラーク(歯垢)などが残っていると、その部分が赤く染まるもので、どの程度ブラッシングができているかをチェックします。
●書籍『さらば歯周病』より
河田 克之 著
新潮社 (2004年9月初版)
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