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荒川祐二 氏 書籍『神さまと友達になる旅』(AYUMI イラスト、ヴォイス 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『神さまと友達になる旅』(荒川祐二 著,‎ AYUMI イラスト、ヴォイス 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・古事記ってなに?

時は飛鳥時代。600&700年代。日本各地にバラバラとあった神話や伝説をきちんとした正規の形で後の時代遺そうということで、国(当時の大和王朝)の指示で30年以上かけてつくられた書物のこと。


・古事記ってなに? (中略)古事記=古い事を記した書物という意味。


・東京大神宮も、すっかり「縁結びのパワースポット」になった(中略)「造化三神」のうちの二神の名前には、「ムスヒ」という言葉が含まれてんねん。(中略)「ムスヒ=新しい命を産みだすこと」(中略)「新しいもの」というのは、「縁」によって産まれるねん


・お前の状態が良くなかったら、良い神々は姿はあらわさない。(中略)とにかく心身を常にいい状態に整えろ。


・基本的に神社に橋がある理由は、地上の人間の国と、天上にある神の国をつなぐ架け橋、と言われている。(中略)この橋が反ってる理由はな、地上と天上界を結びのは、「虹」と言われていたから、その象徴でもある


・大きなことをせんでもいい。ただ、君らがそれぞれに生きる人生のなかで、昨日できなかったことを、今日やってみる。今までめんどくさくて避けてきたことに、挑戦してみる。そんな一つひとつの小さな「できた」を、日々積み重ねることができたなら、いつか必ず自分の価値を、見つけることができる


・日本の神のはじまりというものは、日々の生活のなかでの、自然の神秘や生命の循環に感謝し、そこに「神」を見た。要は生活のなかに寄り添ったものこそが、「神」やった。(中略)


だからこそ、極力豪華絢爛さを避け、人の手を入れない形で、自然と調和をさせる形を、建築様式としても維持させる。これこそが日本の神社のあり方であり、神のあり方でもある。


・大神神社・・・。日本最古の神社とも言われていますね・・・(中略)いろんな説があるけど、ここが神社のもっとも古い形を、今も遺していることに変わりはない


・ここ(大神神社)の、ご神体(中略)大鳥居の向こうに見える(中略)「三輪山」(中略)


この山を敬い、この山を畏怖(いふ)し、この山を神とする。そしてその場所を、神の住まう神域(神奈備)として、本来、人の立ち入りを許さず、本殿するも立てず、ただ拝する。それが、原初の神の祀り方。その形を今も遺しているのが、ここ「大神神社」。それがゆえに、ここは「日本最古の神社」とも言われている


・鹿島神宮の自慢は、この天然記念物にも指定されている豊かな森なのです。


・ここ鹿島神宮が位置している場所。ほとんどの神社の鳥居は南を向いているなかで、鹿島神宮だけは西を向いている。それはなぜか? (中略)その方角の先には、タケミナカタを祀る諏訪大社があんねん(中略)「国譲り」を終えた後でも、あの「高天原最強の武神」は、タケミナカタを抑えるために、この場所で睨みをきかせ続ける必要があった、ということやねん


・争いではなく、「愛」と「尊敬」によって、統一された世界を目指すこと、それが天の意向だったということです。


・道拓きの神、猿田彦。要は自分自身が目標に向かって努力して、頑張ってはいるけれど、中々上手くいかなかったり、壁にぶつかってるような、そんなどちらに転ぶか分からない状況を打破して、新しい道を拓いてくれる神。それが、猿田彦。


・大切な人を大切にする


・「八百万」という言葉のとおり、それぞれの役割のなかで、それぞれの人に寄り添い、成長し、時に笑い合い、時に喜び合い、時に悲しみを分かち合い、絶対に裏切ることのない、100%の愛の存在として、いつだって傍にいてくれる。神様なそんな友達や家族のような温かい存在なんだ


・ペコリ、ペコリ、パンパン、ペコリ。(二礼二拍手一礼)


・なぜ神社に鏡があると思う? (中略)アマテラスの言っていた。「人は神であり、神は人である」(中略)


鏡の前に人が立つとき、そこには誰が写る? (中略)

「ご神体=神」にその「人」が映るということは? (中略)

「人は神であり、神は人である」ということ


・なぜ神社に鏡があると思う? (中略)

「かがみ」から「が」の言葉を取れば・・・?

「神」になる・・・(中略)

鏡の前に立つ自分自身から、「我」という穢れ(けがれ)を取り去れば、それは「神」になるということ。それが「人は神であり、神は人である」ということの、ある意味の答えやねん


・お前がこれからも変な欲を出せず、「我」を取り去り続け、人々のために、真摯な気持ちであることができるならば、俺とお前はいつまでも一心同体。八百万の神々も、お前とともにあり続ける。


・「大切な人を大切にする、大切さ」を伝えていこう。


●書籍『神さまと友達になる旅』より
荒川祐二 著,‎ AYUMI イラスト
ヴォイス (2017年12月初版)
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