このウェブサイトにおけるページは、電子書籍『日本一のプロ秘書はなぜ「この気遣い」を大事にするのか? Kindle版』(中村 由美 著、出版社: プレジデント社)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・「かゆいところに手が届く」気遣いができる秘書が、上司にとっての良い秘書「=プロ秘書」なのだと思います。
・自分だけキレイに身なりを整えて「お足元の悪いなか……」と言っていないか?
・「承知しました。明日の『ナナ時』に御社ですね」と復唱する
・捨てられた資料やDMから上司の関心がわかる
・部下への期待があるからこそ、叱責がある
・創業期の壱番屋では決して「入ったばかりの新人さん」には電話を取らせませんでした。相手の時間を無駄にせず、かつ好印象を与えられる対応ができると認められた人から、電話に出ることが許されていたのです。
・「自分は覚えられている」という実感は、相手が望む「特別感」になる
・壱番屋では受付のカウンターに雨用のタオルが常備されています。そして、雨が降り始めれば、素早く傘立てと傘を出す。
・数字の「一」は「イチ」。「七」は「ナナ」と発音するなど、聞き間違いの多い単語にも注意
・顔が見えない状況だからこそ、(中略)頷き、「お願いします」という言葉と同時に頭を下げる。(中略)言葉に動作や表情を伴わせることで、実際に姿は見えなくても気持ちが伝わります。
・プロ秘書は 「ゴミ箱」で上司の優先順位を知る(中略)捨てられたDMや資料などです。それらは、上司に「いらない」と判断されたもの。すなわち、興味・関心がないものだということがわかる
・ただ「できません」と報告するのではなく、「○○日いただければできます」と代案を提示して交渉します。相手が知りたいのはどう取り組むかという姿勢なのです。
・壱番屋では、すべての店舗にアンケート用ハガキが置かれていて、今ではメールと合わせて月間四万五〇〇件近くのご意見が寄せられます。私が創業者の宗次德二の秘書をしていた頃は、本人が毎日約一〇〇〇通のハガキを読み、お褒めの言葉なのか、苦言なのか、ご要望なのか仕分けをして、お詫びやお礼、必要なものには回答もしていました。
・宗次德二は「クレームは、いい店舗をつくるためのヒント、宝の山である」という前提でお客様のご意見と向き合っている
・時短ができる便利なツールほど、気持ちを伝えるのは難しいものです。
・正面というのは、いらぬ意見の対立を引き起こさないためにも、実は避けたい位置関係なのです。 その点、斜め前に座れば、視線を合わせて話すこともできるうえ、正面に座った場合のように、逃げ場のない状態にもなりません
●電子書籍『日本一のプロ秘書はなぜ「この気遣い」を大事にするのか? Kindle版』より
中村 由美 (著
出版社: プレジデント社 (2013/10/30)
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