このウェブサイトにおけるページは、電子書籍『LINE なぜ若者たちは無料通話&メールに飛びついたのか? Kindle版』(コグレ マサト 著、まつもと あつし 著、出版社: マイナビ出版)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・タイトルを必要としない本文だけのメールのやり取りを想像していただくとよいでしょう。
・スタンプを送信しているだけでなんとなく会話が進行してしまう、というのもLINEの面白さとなっています。また、このスタンプには無料のものと有料のものがあり、有料版の販売はLINEの重要な収益源の一つにもなっています。このテキストチャット機能に加え、LINEがブレイクするきっかけの一つにもなった特徴的な機能が「無料通話」です。
・NTTドコモのAndroidと、ソフトバンクのiPhoneとの間でも有効ですし、海外にいる人とも、普通に無料通話でやり取りすることができます。
・TwitterやFacebookなど、同じように多くのユーザー数を抱えるサービスと比較してみても、これほどまでのペースでユーザーを増やしたケースはありません。
そこはやはり、パソコンベースではなく、スマートフォンを起点としたサービスである、ということが一因だと言えるでしょう。
常に携帯しているスマートフォンだからこそ、シンプルで分かりやすく、なおかつ便利なサービスが〝刺さった〟のではないでしょうか。
・LINEを開発しているNHN Japanの親会社は、韓国企業の「NHN」です。そのため、LINEが韓国で開発されたサービスだと思っている人も少なくないようですが、日本にあるNHN Japanで企画・開発されている、日本発のサービスです。
・公式アカウントは企業だけでなく、芸能人・タレントにも広がっています。(中略)一方通行ではありますが、ファンにとってはうれしい情報が届けられます。
・Twitterのように何でもかんでもオープンになる、Facebookのようにどこまで公開されているか分からない、といった状態が怖い人が、狭い範囲でつながるLINEのタイムラインを使い始めている感触があります。
・当初は白い真ん丸顔、ニヒルな金髪、無表情な熊、サディスティックなウサギと、いわゆる「キモカワイイ」デザインがスタンプの中心でした。各キャラクターのスタンプは表情や動きのバリエーションも多く、かえってありきたりではない「キモカワイイ」が多くの人の心を捉えることになりました。
・おおげさに言えば、スタンプだけで会話が進行できてしまうほどなのです。
●電子書籍『LINE なぜ若者たちは無料通話&メールに飛びついたのか? Kindle版』より
コグレ マサト (著)
まつもと あつし (著)
出版社: マイナビ出版 (2012/11/26)
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