このウェブサイトにおけるページは、電子書籍『世界一のおもてなし Kindle版』(宮崎 辰 著、出版社: KADOKAWA / 中経出版)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・私ども料理人だけで達成するのは困難です。それを実現するには、私どもと完璧な調和関係にあるサービス・スタッフの協力が絶対条件になります。なぜなら、直接お客様にお会いするのは彼らなのですから。
・コースターは、冷たい飲み物を入れて、結露して流れ落ちる水滴を受け止めるためのものです。だから吸水性の高い紙やコルクが使用されているのです。このような理屈を知っていれば、常温のミネラルウォーターが入ったコップにコースターを敷くはずがありません。それはサービスではなく、ただ単に余計なことだからです。
・不必要な会話を避けるのも、サービスのうちなのです。
・その日のコースの中での位置づけや、シェフの想いなども伝えると、その一皿はコースの中の一皿でありながら、より特別な一皿になる可能性があります。つまり、百二十点、百三十点の一皿になるということです。
・とくにレストランの経営の安定、という観点から考えれば、女性のお客様はとても大切になるのです。どういうことかと言いますと、女性のお客様がお二人でいらして、とても満足して帰っていかれた、とします。そうするとそれぞれのお客様が、今度は別のお友達と一緒に来店してくださるのです。さらに、その女性の方々が、それぞれ、旦那様や恋人とご一緒にいらっしゃることもあります。
・ジョエル・ロブションとは、フランスで「世紀最高の料理人」と呼ばれ、すでに伝説となっているシェフの名前です。
・本番直前に一度休みを入れるのは、よく考えると、スポーツの世界では常識的な方法論です。高校時代まで熱中していたサッカーでも、体調のピークを本番に持っていくために、本番前には心身をリフレッシュする期間を設けていました
・地道な練習を誰よりも積み上げることこそ、本番でベストのパフォーマンスをするための唯一の方法である
・たとえばフランスでは、学校でお弁当や給食を食べるのではなく、一度家に帰って食事をして、再び登校するという文化があります。
●電子書籍『世界一のおもてなし Kindle版』より
宮崎 辰 (著
出版社: KADOKAWA / 中経出版 (2013/5/30)
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