このウェブサイトにおけるページは、電子書籍『Kindle 新・読書術 すべての本好きに捧げる本』(武井 一巳 著、出版社: 翔泳社)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・実は電子書籍そのものは、今から30年以上も前から始まっている。先駆けとなったのは、1971年に米国のマイケル・S・ハートによって始められた「プロジェクト・グーテンベルク」である。これは著者が死亡して一定期間を過ぎ、著作権が切れた名作を全文電子化し、インターネット上で公開するというプロジェクトだ。
・プロジェクト・グーテンベルクに刺激されて1997年に始まったのが、日本の「青空文庫」である。
・どんなに本に囲まれていても、僕が求めているのは「本そのもの」ではないということに。僕は本という世界の中にある、「面白い」または「役に立つ」と思えるコンテンツを求めていたのである。
・「端末を選ばない」のがキンドルの魅力!
例えば、出先ではデバイスのキンドルで本を読み、電車などの移動中はスマートフォンのキンドル
・アプリで読むという具合
アプリ版キンドルは、現在 アイフォーン、アイパッド、それにアンドロイド用のものが配布されている。 さらに米アマゾンからはパソコン版として、ウィンドウズ用、マック用、さらに携帯電話用としてウィンドウズフォーン、ブラックベリーの各アプリケーションも無料で配布されている
・本棚が同期されるだけでなく、読んでいるページ情報まで同期される。つまり、キンドルで読んでいた本の続きを、アイパッドやスマートフォンなどでも、そのまま読み進められるわけだ。
・「偶然の出会い」は期待できない
・ただし、ひとつ残念なのは、実際の書店で本を探すときのように、「興味のある本に偶然出会う」という形での本との出会いは期待できない という点。
・米キンドルのユーザーを見ても、 パソコンから本を購入し、キンドルでは自動的にこの本が降ってくるのを待つというスタイルが多い ようだ。
・2万冊の本も、電子化すればおそらく20ギガバイト程度で済むだろう。32ギガバイトのSDカード1枚あれば、収まってしまう計算だ。
・特に従来の紙の書籍には、著者や編集者の意図があった。「この作品はこのくらいの文字サイズで読んでほしい」とか、「このくらいの行間やレイアウトだと見やすいはず」など、作り手の工夫が凝らされていた。
・キンドルには「ページ」の概念がない? 電子書籍にページがない理由
・紙の書籍であれば「ページ数」が当該項目を探すうえで重要な指標になるが、 電子書籍ではページ数に頼る必要はないのだ。
・キャプチャした画像ファイルは、本体内にPNG形式のファイルとして保存されているから、キンドルとパソコンを接続して、このファイルを取り出せばいい。
・同じアカウントに紐付けできるデバイスは、最大6台までとなっている。
●電子書籍『Kindle 新・読書術 すべての本好きに捧げる本』より
武井 一巳 (たけい かずみ)著
出版社: 翔泳社 (2013/1/24)
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