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川上 量生 氏 電子書籍『ルールを変える思考法 Kindle版』(出版社: KADOKAWA / 中経出版)より

このウェブサイトにおけるページは、電子書籍『ルールを変える思考法 Kindle版』(川上 量生 著、出版社: KADOKAWA / 中経出版)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・ルールとは「変えられるもの」です。それも、自分が有利なようにルールを変えることこそ、現実社会での競争の必勝法なのです。


・既存のルールにただ従っていたのでは、新規に参入した者は絶対に勝てないシステムになっていることがある。しかし、そんな状況でも「ルールが変わるタイミング」「ルールを変えられる瞬間」をどこかで見つけられることがあります。


・ジブリがヒット作の続編をつくらない理由(中略)ヒット作の続編をつくれば、リスクは少ないし、大きな予算を動かしやすいのに、それをしません。なぜかといえば、「自分たちのつくりたいものをつくり続ける」ということを第一に考えているからです。


・僕は、スタジオジブリのプロデューサーである 鈴木敏夫さんに弟子入りを願い出て、2011年にジブリに入社させてもらいました。給料はいただいていません


・宮崎駿さんが考えた世界をみんなが協力してつくり上げていく。ある一人の考え方にみんなが信じてついていく。そこでは、個々のスタッフの自由度はおのずと低くなります。しかし、平均点のものではない「突き抜けたもの」は、そんな構造からこそ生まれていくのではないでしょうか。


・海のものとも山のものともわからないサービスを始める際、最初に小沢一郎さんに登場してもらうためには、越えなければならないCの山は非常に高いものになる。しかし、それを乗り越えてBの状態に持っていけた場合は、あとがラクになります。


・ニコ動は、一般的にいわれるようなネット業界の流れやセオリーといったものに対しては、背を向けながら運営しているサービスだともいえますが、そこも、ある程度は意図的にやっていることです。

SEO(検索エンジンの最適化)にも積極的とはいえないし、ソーシャル化に対してもあまり関心がありません。  それはなぜかといえば、「みんながやっていること」に追随していたのでは、独自性が失われ、競争力が弱くなっていくと思っているからです。


・2012年8月にブロマガを立ち上げたときは、政治家や作家やミュージシャン、ジャーナリストといった著名人に限定してサービスを利用してもらっていました


・最初から、一般のユーザーにブロマガのサービスを提供していたとすれば、それで儲けようとする人が出てきたときに「金儲け主義のサービスをつくるな」「それに乗るな」と非難されることが予想されます。しかし、コンテンツでお金を取っても当たり前だと思われるようなプロの人たちから始めてもらい、それが認知されたときには反応が変わります。


・「勝つこと」ではなく「楽しむこと」を前提にしている


・ゲームやサービスを面白くするため、ユーザーに楽しんでもらうためではなく、「いかにお金を使わせるか」ばかりを考えているように見えてしまえば、やはりユーザーは離れていきます。


・楽しみながら他人を蹴落としていくようなゲームです。 「現実のゲーム」においてはそうはいかないからこそ、遊びのほうでそういったことを楽しみたいと思うのです。ここにもゲームの醍醐味があります。


●電子書籍『ルールを変える思考法 Kindle版』より
川上 量生 (著
出版社: KADOKAWA / 中経出版 (2013/10/10)
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