このウェブサイトにおけるページは、書籍『勝ち抜くリーダーのマネジメント原則40~はじめて部下をもったら! 役割と責任を明確にし行動スタイルを身につける』(小窪 久文 著、清話会出版 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・「決める」ということは、いくつかの選択肢から「選ぶ」ことではなく、正否を判断するための「軸と基準」をもつことである。あらかじめ、判断軸を決めておき、決断を迫られたときは、その基準に合わせて淡々と行動に移せばよい。
・米大リーグへ行ったイチロー選手とゴジラ・松井選手の「一年目」を思い出してほしい。(中略)イチローが首位打者や新人王の栄冠を手にしたの対して、松井は首位打者もホームラン王も獲得することができなかった。
いったいこの差は何か。それはずばり事前の練習の違いである。イチローは、渡米する一年前、すでに大リーグ行きを決め、大リーグ用のボールを使って練習を積んでいたが、松井に事前準備の時間はなかった。(中略)
リーダーの練習はリーダーになる前に始めろ
・「何をやったか」ではなく、「どう考えていったか」を聞き出すように心がけなくてはならない。聞き方ひとつで、話の内容は大きく変わる。
・正しい時間の割りふりで動き方を決める(中略)
「リーダーの時間」は、次のように四つに分けることができる。
①自分ひとりで仕事をできる時間(中略)
②部下と一緒になって仕事をする時間(中略)
③部下に指示して仕事をさせる時間(中略)
④組織の状態や将来を考える時間
・部下の動かし方には六つのパターンがある(中略)
気持ちで動かす
↓
試練で動かす チャンスを与え、信頼して任す(中略)
創意で動かす 意見を吸い上げて、活用する(中略)
しくみで動かす
↓
論理で動かす 考え方やルールで動かす
調整で動かす 対立や軋轢を避けてバランスをとる
力で動かす
↓
実力で動かす 先頭に立ち、後についてこさせる
権力で動かす 強引に即座に動かす
●書籍『勝ち抜くリーダーのマネジメント原則40~はじめて部下をもったら! 役割と責任を明確にし行動スタイルを身につける』より
小窪 久文 著
清話会出版 (2004/12)
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