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出口 汪 氏 電子書籍『出口の国語 話し方編 Kindle版』(出版社: インプレス)より

このウェブサイトにおけるページは、電子書籍『出口の国語 話し方編 Kindle版』(出口 汪 著、出版社: インプレス)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・たとえ家族であっても別個の人間だから、そう簡単には分かり合えないという意識なんだ。君たちは話したことは相手に伝わるものと思っていないかな?


・自分の考えや思いを相手に伝えたいとしたら、どうする? しつこく、しつこく訴える。 不正解! 言葉の共通の規則を手がかりにするんだ。それが論理なんだよ。そう簡単には分かり合えない相手に、それでもなんとか伝えたいと願うのだから、論理は他者への愛と言える。


・大丈夫。論理とは、あえて単純に言えば、たった3つの言葉の規則なんだ。(中略)ひとつ目は「イコールの関係」。(中略)


共通点を抜き取ることを抽象って言うのだけど、この具体から抽象を抜き取ることが「イコールの関係」だ。


・人の心を揺さぶるのは具体的な話 一方、人は身近なものほど興味を抱きがちだ。世界のどこかで起こっている戦争よりも、家族の病気のほうが切実だったりする。


・聞き手が理解できるのは、たったひとつのことだと思ったほうがいい。あるいは、そのひとつのことだけに集中させるんだ。


●電子書籍『出口の国語 話し方編 Kindle版』より
出口 汪 (著)
出版社: インプレス (2014/4/14)
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