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シェリル・サンドバーグ 氏 書籍『LEAN IN(リーン・イン)~女性、仕事、リーダーへの意欲』(日本経済新聞出版社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『LEAN IN(リーン・イン)~女性、仕事、リーダーへの意欲』(シェリル・サンドバーグ 著, 川本 裕子 (その他), 村井 章子 翻訳、日本経済新聞出版社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・「LEAN IN(リーン・イン)」は、一歩踏み出せというメッセージです。


・実業界では、女性がトップを務める比率はさらに低くなる。フォーチュン500社で最高経営責任者( CEO) を女性が勤める企業は、わずか四%だ。アメリカでは上級執行役員の一四%、取締役の一七%が女性だが、この数字は過去一〇年間ほとんど変わっていない。


・男性に成功した理由を質問すると、自分の資質や能力のおかげだと答えることが多い。一方女性は、自分の外に原因を求めることが多く、「努力したから」、「幸運だったから」、「大勢の人に助けられたから」などと答える。失敗の理由を説明するときも、こうしたちがいが顕著に現れる。


・できる女は、いい性格には見られない。逆に人柄のよい女性は、人はいいが仕事はできないと思われる 。だが企業は仕事ができて人柄もよい人物を採用し、昇進させたいのだから、この問題は女性にとって極めて厄介だ。


・マークから、誰からも好かれようとするから思い切ったことができないのだ、と言われた。何かを変えようとするとき、全員を満足させることはできない。全員を満足させようとしたら、たいしたことは何もできない。


・グーグルに入った時と同じように、私は肩書きより潜在性とミッションを優先したのである。男女を問わず、地位や肩書きに固執するあまり、みすみすビックチャンスを逃してしまう人が多いように思う。


・「メンターを得れば群れから抜け出せる」というようなことを言うのは、やめなければいけない。話は逆だ。「群れから抜け出せばメンターが得られる」のである。


・ 例えば フェイスブックでは、階層をなくすべく努力している。広いオープンスペースに共有のデスクを置き、誰も専用のオフィスは持たないし、個別のブースもなければパーテーションもない。毎週金曜日には前者でQ&Aタイム を持ち、誰でもどんな質問でもどんな意見でも言うことができる。


・私たちは、自分が興味をもっていることやいつも心にかけていることに取り組むときには、むくむくとやる気が出るものだ。同じように、いつも心にかけている人と一緒に仕事するときには、モチベーションが一段と高まる。


・実際には成功した女性リーダーの大半は結婚している。フォーチュン五〇〇社のうち二八社は女性がCEOを務めているが、二六人は既婚者である。一人は離婚しており、一度も結婚していないのは一人だけだ。


・誰よりもまず感謝したいの、 ライターのネル・スコーヴェルである。講演の原稿作りにはネルの力をいつも借りている。


●書籍『LEAN IN(リーン・イン)~女性、仕事、リーダーへの意欲』より
シェリル・サンドバーグ 著
川本 裕子 (その他)
村井 章子 (翻訳)
出版社: 日本経済新聞出版社 (2013/6/26)
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