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和田 裕美 氏 書籍『和田裕美の性格がよくなるメールの書き方~知らないうちに相手をカチンとさせていませんか?』(光文社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『和田裕美の性格がよくなるメールの書き方~知らないうちに相手をカチンとさせていませんか?』(和田 裕美 著、光文社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・人から嫌われる文章の特徴

□強引
□自分の都合ばかり
□自慢ばかり
□捨てゼリフ系
□ネガティブ表現
□事務的すぎる
□言い訳が多い
□思いやりがない、ねぎらいがない
□責めている
□いじわるな感情
□ちょっとバカにしている


・「☆」や「♪」も、会ったこともないお客様に対しては使っちゃだめですよね。(中略)文章が軽くなりすぎちゃうんですよね。


・自分自身の立ち位置を考えて、お客様の立場をあげたり、上司や同僚の立場を上げたりする書き方---これが、私が文章を書くときに第一に考えることです。


・人から嫌われる文章の特徴を説明すると・・・・・・(中略)

強引

典型的なのは「お返事がないようならこの日で決定します」とか「この日程で決定しました。これでお願いします」というような一方的な文章です。


・「で、結局何が言いたいの?」って言われたことがある人は要注意です。そして、そんな方にオススメしたいのが、マップ・ライティングなのです。


・私が文章を書くときは、次のような順番で進めます。

まず、書く前に自分に質問する(マップライティングの前に)
「私は何を伝えたい? (テーマを確認)」
「何のために伝えるの? (理由を確認)」
「結局どうしてほしいの? (結論を確認)」


・例文①の素晴らしい書き換え

After

お誘いいただきありがとうございます。とても面白そうなお芝居ですね。
ただ残念ながらどちらも先約がありまして、行けそうにありません。体が2つあれば便利なこなのにと、今ほど強く思うことはございません。

よろしければ来月中頃にお食事でもいかがでしょうか。
お詫びを兼ねて、お芝居のご感想をうかがいたいです。
これからもよろしくお願いいたします。


・「自分の文章が情報(I)だけじゃないか、感情(E)だけじゃないか」と意識して書く。


・情報(I)だけのメールは「事務的で強引な」感じを相手に与えてしまいます。かといって感情(E)を入れ込みすぎると「わざとらしい」「押しつけがましい」という印象を持たれてしまいます。要は(I)と(E)のバランスを考えながら書くことです。


・シンパシー・ライティングの第一歩として、

●相手は私になんて言ってほしいんだろう?
●相手はこのメールのどういうところに「共感」してほしいのかな?

と、考える習慣をつくってください。


・「同じ文章をそのまま貼り付けたんだな」と感じるメールにはちょっと冷めてしまいませんか?


・人と人との共感性を作るためには、自分の自慢話ではなくて、自分のマイナスポイントを書くといい場合があります。私はこれを「マイナス自己開示」と呼んでいます。


・文章を書き終えたあと、あなたの文章に右記のような「賞賛」「思いやり」「感謝」、いずか1つの要素が入っているかチェックするだけで、印象はずいぶん変わってきます。


・「お食事会ありがとうございました。お心遣いに感謝です」
よりも、
「お食事会ありがとうございました。△△さんがこまめに動かれてるのを見て、さすがだなあと見とれてしまいました」
のほうがいいですし、
「プレゼンテーション素晴らしかったです」
よりも、
「□□さんのプレゼンテーションはとにかく言葉にパワーがあって惹き込まれるし、知識のない僕にわかりやすい説明があって素晴らしかったです。僕も見習いたいです」
のほうが、よりいいと思いませんか?


・100パーセント自分は悪くない(相手が悪い)と思っていても、その失敗を責める「断定」メールをだすのはよくありません。書き言葉の断定は特にキツい感じがするので、双方気まずくなるだけです。


・相手に確認する時ときはあえて「曖昧な」文章、「私の方が間違ってるかもしれないけど的な表現」で聞いてみましょう。


・受け取った人が少しでも前向きになってくれる文章。それが、私が常に目指しているもの


・ときには文字として形にしない方が良い場合もたくさんあります。自分の中にある「憎しみ」という「思い」を形にしたら、そこから生まれた言葉は人を傷つけるからです。

自分の中にある「悲しみ」という「思い」を形にしたら、そこから生まれた言葉は、人を孤独にするからです。

けれど、もし自分の中にある「楽しい」という「思い」を形にしたら、そこから生まれた言葉は人に笑顔をもたらします。

そして、もし自分の中にある「大切だ」という「思い」を形にしたら、そこから生まれた言葉は人を愛で包むことができるのです。


●書籍『和田裕美の性格がよくなるメールの書き方~知らないうちに相手をカチンとさせていませんか?』より
和田 裕美 (著)
光文社 (2013年5月初版)
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