このウェブサイトにおけるページは、書籍『5秒トレで燃えよ! 内臓脂肪』(松井 薫 著、宝島社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・体脂肪には2種類あり、本来はそれぞれ重要な役割を持つ(中略)
皮下脂肪(中略)
内臓脂肪
・皮下脂肪は全身を覆うことで体を寒さから守り、体温の低下を教えてくれます。また、外部からの体への衝撃をやわらげる役割も果たしているのです。
・内臓脂肪(中略)
人間の体は腸間膜やじん帯などで臓器を固定して、そのすき間を内臓脂肪で埋めることで動かないようにしているのです。
・首〜肩〜背中を重点的に動かせば、脂肪燃焼を促進できるのです。
・実は一般的に知られる腹筋運動でお腹を引っ込める効果はあまり期待できません。
・内臓脂肪が原因の病気(中略)
腰痛(中略)
内臓脂肪が蓄積すると重くなったお腹のバランスをとるため無意識に体が後に反り返り、反対に背骨の腰にあたる部分が前方にせり出して背中の筋肉が常に緊張状態になり、腰痛の原因にもなります。
・ぼっこりお腹に代表される内臓脂肪は実は燃やしやすいのです。(中略)
特にぼっこりお腹を凹ますためには、お腹まわりの筋肉である腹直筋と腹横筋に適切な刺激を与える必要があります。
・基本的なトレーニングの柱は「5秒ストレッチ」「5秒筋トレ」「ながら運動」の3つ。
・逆腹式呼吸(中略)
この「息を吐ききって腹部をかたく膨らませた状態」にすることを「腹圧をかける」といいますが、この逆複式呼吸は主に武道に用いられ、交感神経を優位にして精神を緊張・興奮させる働きがあります。つまり、リラックス系の順腹式呼吸とは反対に、戦闘態勢に入る時に有効な呼吸法なのです。
・逆腹式呼吸(中略)
具体的な逆腹式呼吸の実践方法は下の写真のように、①まず立った状態で両足を肩幅に開き、両手を真横に広げます。②次に息を吸いながら両手を体の前で交差し、お腹を凹ませます。③その状態から両ひじを後ろに引きます。④今度は息を吐きながらお腹を膨らませ、両手を下ろしていきます。
※同書より写真を抜粋
・一般的な腹筋運動はいくら続けても相当な回数をこなさなければ腹筋に対しての効果はない
・「お腹しぼり」は、スクイーズトレーニングの考え方を用いた腹筋運動。これは、しぼりを加えて最大の筋収縮を作ることで、通常の腹筋運動の1回分の約5倍の負荷をお腹にかけることができるのです。
・ひと口に肉といっても、例えば鶏のむね肉のように、脂質ではなくタンパク質が多い部位がある
・ロースよりもヒレを選ぶ
ロース肉にはヒレ肉の5倍以上の脂肪が含まれています。そのため、カロリーを比較するとロース肉のほうが2倍以上高くなるので、意識的にヒレ肉を選びましょう。
・アルコールは食欲を高める上、内臓脂肪の蓄積を促すホルモンを分泌し、飲んだ量に比例して中性脂肪の合成を進めます。
・沖縄名産のシークワーサーも脂肪燃焼に効果があるクエン酸、ビタミンCを豊富に含んでいます。
・内臓脂肪の改善に有効な栄養成分は3つあります。
ひとつめはさばやさんま、いわしなどの青魚やまぐろの脂身に多く含まれるEPA、DHA。血流改善や中性脂肪を減らして脂質異常を防いでくれます。(中略)
ふたつめは根菜や豆類、いも類、海藻、こんにゃく、雑穀などに含まれる食物繊維。(中略)
3つめは、体をさびさせる活性酸素の発生を抑える抗酸化成分。L-カルニチンやビタミンE、ポリフェノール、カルテノイドなどがあります。
●書籍『5秒トレで燃えよ! 内臓脂肪』より
松井 薫 (著)
出版社: 宝島社 (2018年4月初版)
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