このウェブサイトにおけるページは、書籍『問題解決の心理学~人間の時代への発想』(安西 祐一郎 著、中央公論社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・情報に取り囲まれた現代の私たち。その私たちこそ、どんな情報が大切なのか、基本的な問題は何なのか、どうすればそれが本質的に解決できるのか、こういった問いをつねにつき突けられている存在だといえよう。
・人がなぜある行動をするのかを研究する「動機の心理学」にはすでに長い歴史がある。
・つまり、問題に対する関心の持ち方が違っているのだ。
・動機が過去を決定する(中略)
自分の問題について切実に考えている人間にとっては、記憶は自分の目標の達成に都合のよいように再構成されうるということである。
・問題解決の経験を通して、新たな未来の問題に対処するための知識を身につけてゆく。
・深い理解というのは、単に見ることだけでなく、自分自身で行ない、吟味することを通して、はじめて得られてゆくものだ。
・問題をただ機械的に解くだけでは、その問題だけは解けるかもしれないけれども、応用がきかない。新しい問題が解けるようになるための知識が身につかないからだ。
●書籍『問題解決の心理学~人間の時代への発想』より
安西 祐一郎 (著)
出版社: 中央公論社 (1985年3月初版)
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