このウェブサイトにおけるページは、書籍『マクルーハン理論』(マーシャル マクルーハン 著、エドマンド カーペンター 著、大前 正臣 翻訳、後藤 和彦 翻訳、平凡社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・うまいコミュニケーター(伝達者)はみな相手の言葉を使う。最高の作家、映画製作者、アドマン、恋人、説教者、教師はみな相手の望み、恐怖、能力をつかみ勘を持ち、自分のいいたいことを相手に”通じる“言葉に翻訳することができる人たちである。
・ものごとを選ぶということは、他のものを拒否することである。
・一つのメディアの作品を他のメディアで培養すると、新しい作品が生まれる。ハリウッドが小説を買うのは、小説にくっついてるタイトルと評判を買うのである。それ以上ではない。それ以上であってもいけない。
・本を読むということは、他の人が私たちのために考えてくれることである。私たちはその人の精神的プロセスを繰り返すにすぎない。考える作業のより大きな部分をやってもらう。
・本の文化を維持することがテレビの開発と同様に重要な理由は、ここにある。新しい言語が古い言語を破壊することなしに、古い言語の刺激剤の役を果たしている理由もまた、ここにある。
●書籍『マクルーハン理論』より
マーシャル マクルーハン (著)
エドマンド カーペンター (著)
大前 正臣 (翻訳)
後藤 和彦 (翻訳)
出版社: 平凡社 (2003年3月初版)
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