このウェブサイトにおけるページは、書籍『映画で学ぶ! 心を揺さぶるコーチング』(鈴木 義幸 著、ディスカヴァー・トゥエンティワン 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・多少の防衛がある人の心を揺さぶるには、言葉とタイミングとパッションが大事です。
・『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
相手の「存在」を肯定する表現
一生忘れないよ(中略)
誰かが自分がしてあげたことを憶えてくれているというのは、自分の「存在」に対して強く大きな「yes! 」をもらうようなものですから。「私は確かにあのとき存在していた」と実感できるわけです。
・『スピード』で学ぶ
怒りを沈めるお願いの力
お願い、あなたが頼りなのよ。お願い(中略)
実は怒っている人を正気に戻すには「助け」を求めるのが一番です。自分自身に向けられた怒りの場合は難しいですが、目の前の人が第三者に対して怒っている場合、「助け」を求めるとその人の怒りは不思議なほど静まることがあります。
怒っているとき、基本的には人の意識は内向しています。自身の思考や感情に意識が向いています。しかし誰かを助けると思えば、意識は外向せざるを得ません。(中略)
「ちょっと助けて欲しいことがあるんだけど。この数字の見方を教えてくれないかな」
彼女の表情は一変し「どれですか?」と彼のほうに顔向けてきたということでした。
・『めぐり逢えたら』で学ぶ
相手を動かすお願いの方法
お願い、行かせて。お願い! ほんの1分…
お願いは最低三回すると相手が動く可能性が高い
・『ベスト・フレンズ・ウェディング』学ぶ
明るさとエネルギーを与える四段論法
僕はゲイだ。それがなんなんだ。それも人生。結婚は多分ムリ。セックスもムリ。でも構わない。踊ろう(中略)
落ち込んだ人を励ますときに入れ込みたい要素はつまり(1)「相手の感情を切り替える斬新な映像を挿入する」(2)「色々な人生(選択肢)があることを伝える」 (3)「(冗談めかして)もっと不幸せな人を引き合いに出す」(4)「一緒に何かすることを促す」です。
●書籍『映画で学ぶ! 心を揺さぶるコーチング』より
鈴木 義幸 (著)
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン (2004年7月初版)
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