このウェブサイトにおけるページは、書籍『運動効果を最大限に引き出す 最強の食事~脂質カットでもう一生太らない!』(森 拓郎 著、日本文芸社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・糖質は運動する際の即効性エネルギーとして使われたり、余った分は脂肪として蓄えられる性質があります。脂質は3大栄養素の中で最もカロリーが高く、エネルギー量が多い栄養素です。また、たんぱく質は筋肉を始め、主にカラダの構成要素になります。
・高カロリーだからと肉類を食べずにサラダばかり食べていたのでは、たんぱく質が足りず、代謝に必要な筋肉はどんどん分解されてしまい逆効果です。つまり、カロリーが低くてもたんぱく質が少なく、糖質や脂質が多い食事を摂れば、エネルギー過多となり、肥満につながってしまいます。
・運動をする人であれば糖質制限にこだわる必要はありません。というのもカラダを動かす際のメインのエネルギーは糖質だからです。実は運動の効率やパフォーマンス向上のためには、糖質を摂るほうが好結果をもたらすのです。
・何をどれだけ食べる?
おすすめの栄養バランスは2:6:2(中略)
肉などの動物性たんぱく質7、豆腐などの植物性たんぱく質3の割合でとると、消費吸収もよく、脂質も抑えられて、より理想的です。
・高タンパク低脂質食の栄養バランスは、
たんぱく質… 20%
糖質…… 60%
脂質…… 20%
・一般的に1日のたんぱく質の必要量は体重1kgあたり1gと言われています。(中略)
一般的な必要量のほぼ1.5倍、つまり体重50kgの人なら約75gの量を取ることをおすすめします。たんぱく質を含む食品については、自分の手のひらの大きさの量を目安にするとよいでしょう。
・ 脂質には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類があります。前者はバターや牛脂など動物性の脂肪。後者はオメガ3 ・ 6 ・ 9という種類に分かれます。
特に気をつけたいのがオメガ6系の油であるリノール酸。これはインスタントラーメンやスナック菓子、菓子パンなどに多く含まれ、代謝の妨げになるのです。
・牛脂を使って余分な油カット
代謝のよいカラダづくりの妨げとなる脂質の過剰摂取を避けるため、炒め物の際にはサラダ油は禁物。調理時には、スーパーなどで無料で手に入ることの多い牛脂をフライパンに薄く塗って、焦げつきをを防ぐ程度に使用するのがおすすめです。
・「くびれ」づくりに腹筋運動は逆効果!?
女性に多いのが「くびれ」がほしいからと一生懸命カラダをねじるような運動する人。ところが、これでは腰回りの多少引き締まることはあっても、くびれができることはありません。むしろやりすぎて筋肉が増えれば、くびれを目立たなくなってしまいます。くびれとはウエストの上下の対比でできるものですから背中とお尻の筋肉を鍛えて、ウエストとのメリハリをつくることが最重要なのです。
●書籍『運動効果を最大限に引き出す 最強の食事~脂質カットでもう一生太らない!』より
森 拓郎 (著)
出版社: 日本文芸社 (2017年9月初版)
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