このウェブサイトにおけるページは、書籍『病気を治したいなら肝臓をもみなさい (血流がよくなり免疫力アップ!) 』(高林 孝光 著、栗原 毅 監修、マキノ出版 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・肝臓には三つの大きな働きがあります。食品に含まれる栄養素を使いやすい形に作り替える「代謝」の働き、アルコールや食品添加物など体にとって有害なものを無害に作り替える「解毒」の働き、そして、脂質の消化・吸収を助ける「胆汁の分泌」の働きです。
・肝臓は、胸とおなかを区別する横隔膜のすぐ下、胃の右側でほとんどが肋骨の内側に隠れていますが、一部は鎖骨より下にはみ出て出していて、手でさわることができます。
・肝臓はほかの臓器より温度が高く基礎代謝もNo.1
おなかの中にある臓器のなかで最も大きい肝臓は、その温度も41℃以上あるとされています。これはほかの臓器とくらべてだいたい5℃ほど高いようです。
・私たちの臓器や器官が基礎代謝で消費するエネルギーの割合を見ると、肝臓27%、脳19%、筋肉(骨格筋) 18%、腎臓10%、心臓8%と肝臓が第1位です。
・“疲労肝”が体の不調・老化を引き起こす
・個人差はありますが、肝臓が処理できるアルコールの量は、体重が60~70キロの人で1時間に5グラムとされています。これはビールでいうと中びん約4分の1本、ウィスキーならダブルで約4分の1杯です。
・東洋医学では、肝臓と目は密接な関係があると考えられています。確かに、お酒を飲んだ翌日は、眼精疲労(疲れ目)を感じることが多く、これも疲労肝のメッセージといえます。
・肝臓を元気にすると得られる3大効果
①血流がよくなる
②体温が上がる
③免疫力が高まる
・3ステップで肝臓を元気にする肝臓マッサージのやり方(中略)
それぞれのステップでは「さする」「ローリング(撫なで回す)」「ポンピング(押す)」を行いますが、それも簡単で、全部行っても1分で終わります。
・マッサージの頻度は、原則的に1日おきがよいでしょう。毎日マッサージを行うと、かえって肝臓が疲れてしまう場合があります。1日おきを基本とし、体調に合わせて週に2~3日行うなど自分のペースで行ってください。
・肝臓マッサージで体調がよくなったからといって、行う時間や回数をふやしやりせず、力を入れて行わないようにすることも大切です。
・●ステップ1 肝臓さすりで肝臓に血液を集める
●ステップ2 肝臓ローリングで集めた血液を温める
●ステップ3 肝臓ポンピングで血液を送り出す
・肝臓マッサージのやり方
※同書籍 50ぺージより抜粋
・食後30分のごろ寝で肝臓の血流量がアップする
・ストレスで疲れた肝臓が引き起こす耳鳴り(中略)
耳鳴りと肝臓は一見関係なさそうに思いますが、実は深い関係があります。肝臓の機能も自律神経によってコントロールされていますが、心理的なストレス、肉体的なストレスが加わることと副交感神経のバランスがくずれ、肝臓の働きが低下します。それがまたストレスになり、耳鳴りにつながるケースも考えられるのです。
・頻尿の解消も肝臓から(中略)
水分を多くとったわけでもないのに尿の回数がふえるのは、肝臓が弱って全身をめぐる血液のバランスがくずれ、腎臓に送られる血液の量が相対的に多くなっているからと考えられます。
・眉間にできる縦の深いシワは肝臓と深い関係がある(中略)
このシワは、脂肪の多い食事が続いて肝臓が腫れたり硬くなりかけていたりと、肝臓の状態がよくないことを示すとされています。
・体験者のレポート(中略)
肝臓マッサージと忍者のポーズをやると、体がポカポカしてとてもよく眠れます。
・監修者のコメント
近年は過活動膀胱性の頻尿で悩む人がふえています。膀胱には尿のたまり具合を察知するセンサーがあり、通常は500~600ミリリットルたまるとセンサーが反応して尿意をもよおします。ところが、過活動膀胱の場合、このセンサーが過敏になり、100~200ミリリットルたまっただけで急に尿意をもよおし、トイレに行く回数がふえたり、トイレに間に合わず尿漏れしたります。(中略)
栗原毅(くりはら・たけし)(中略)栗原クリニック東京・日本橋院長
・過活動膀胱は、ストレスが大きな原因の一つです。ストレスを受けると、自律神経(意思とは無関係に内臓や血管の働きを支配している神経)のうちの交感神経(緊張をつかさどる神経)が優位になり、センサーを狂わされていると考えられます。
栗原毅(くりはら・たけし)(中略)栗原クリニック東京・日本橋院長
●書籍『病気を治したいなら肝臓をもみなさい (血流がよくなり免疫力アップ!) 』より
高林 孝光 (著)
栗原 毅 (監修)
出版社: マキノ出版 (2018年6月初版)
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