このウェブサイトにおけるページは、書籍『ズバ抜ける技術~さらば、ライバルたちよ。』(山田 和史 著、サンマーク出版 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・自分から手を挙げてしまおう(中略)
上司の立場からしても、数ある仕事の中からどれを誰に割り振っていくかを決める作業は、パズルのように悩ましい問題です。
そんな時に、自分から果敢に手を挙げて強い姿を示す部下がいたとしたら、まずその部下を優先して仕事の割り振りを考えるでしょう。
・図々しいくらいがちょうどいい(中略)
「女性パーソナリティー募集! どなたか、とりあえず収録に参加できる方はいませんか?」
思わず反射的に、「男性の募集はないんですか? (笑)」と書き込みました。半分冗談だったのですが、しばらくすると、そのプロデューサーから携帯電話に連絡あり、「とりあえず仮収録だけど、来てみる?」と言われました。
・夢や目標を大きく目に見えるように貼り出すことは、なかなか思い切れずにいる「最初の一歩」を踏み出すための最高の起爆材料になります。
たとえば、ダイエットを成功させるには、ワンサイズ小さい服を買って壁にかけておくのが効果的だ
・どんどん「宣言」しよう(中略)
宣言すると、周囲が協力してくれるようになります。特に、黙っていても情報が集まってくるようになるのです。
・幸先の良いスタートを切るために、あえて苦手なものを先に選ぶ(中略)
たとえば、まとまった文章を書かなければならない状況で、どうしても筆が進まなかったとします。(中略)
一行も書くことができない。そういう時は僕の場合、思い切っていったん諦め、「直筆の手紙」を書くようにします。(中略)
書けたところまでいったん作業を止め、再びパソコンに向かうと、先ほどとは打って変わって、筆が進むことがあります。
・幸先の良いスタートを切るために、あえて苦手なものを先に選ぶ(中略)
野球マンガで、次の打順を待っているバッターが、バットを何本か持って素振りをするシーンを見たことがありますか?
実際には、「マスコットバット」と呼ばれる重いバットを使用することが多いのですが、あれは、通常のバットに持ち替えた時に「軽い」と錯覚できるように、あえて負荷をかけているのです。
・ビジネス書を読んでも、実際に問題の根本的な解決につなげられていない人は意外と多いようです。共通する原因として、本に投資したお金と時間を、しっかりと回収できていないという点が挙げられます。
・眠くならない会議は「ここ」が違う(中略)
眠くなる会議と、眠くならない会議があります。その違いは、自分が当事者として関わっているか、部外者として関わっているかによります。ということは、眠くならないための対策は簡単です。どんどん発言して、自分がアウトプットをする「当事者」になればいいのです。
・「こころ」はだれにも見えないけれど
「こころづかい」は見える
「思い」は見えないけれど
「思いやり」はだれにでも見える
詩人であり作詞家でもある宮澤章二さんという方の誌が出典
・形容詞に頼ってはいけない
学生時代にオーストラリアへホームステイに行ったというお話をしました。(中略)
観光スポットに行った日、家に帰ると必ずホストファミリーに「どうだった?」と聞かれます。実は僕にとって、この「どうだった?」がとにかく苦痛でした。(中略)
たとえば、「写真を一日に500枚も撮っちゃった」「1時間ずっと同じ場所に立って眺めていたら、邪魔だと怒られた」というように、起きたことを、目で見えたことを伝えればよかったのです。(中略)
形容詞をもっとたくさん覚えなければいけないと考えていましたが、実際は、すでに知っている名詞や動詞を使えば事足りたのです。
・NHKでは、誰かが結婚することになると、若手ディレクターがチームを組んで余興用のVTRを作成するのが慣わしでした。
・「TO DOリスト」はなるべく使わない(中略)
「TO DOリスト」は超短期的な“備忘録”としてが役に立ちますが、目標の設定や管理には向いていないからです。(中略)
不毛な状況に陥らないために、「TO DOリスト」の代わりにおすすめするのが「WANT TO DOリスト」です。「やりたいことリスト」。(中略)
社長賞をとりたい(中略)
上司に「君に任せるよ」と言われたい(中略)
温泉ソムリエの資格をとりたい(中略)
海外弾丸ツアーに行きたい(中略)
朝活を主催したい
・後悔は言い訳を生み、言い訳は行動にブレーキをかけます。
●書籍『ズバ抜ける技術~さらば、ライバルたちよ。』より
山田 和史 (著
出版社: サンマーク出版 (2013年6月初版)
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