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小垣 佑一郎 氏 書籍『あらゆる不調をなくす毒消し食』(アチーブメント出版 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『あらゆる不調をなくす毒消し食』(小垣 佑一郎 著、アチーブメント出版 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・毒消し食 基本の栄養素(中略)

タンパク質(中略)
ビタミンB群(中略)
ヘム鉄  ATPを細胞で機能されるときに必須となる栄養素


・一般に生活習慣病と言われる多くの病気も、口腔内の炎症に関連すると言うと驚かれます。

●糖尿病
●脳血管疾患(アテローム性動脈硬化由来)
●心臓疾患(アテローム性動脈硬化由来)
●関節リウマチ
●肺炎
●慢性閉塞性肺疾患
●周産期合併症(早産)
●慢性腎臓病

これ以外にも歯周病によって歯を失うと、次のようなものが引きお起こされます。

●メタボリックシンドローム
●肥満


・口の中が悪いと心筋梗塞が起こる。メタボにもなりやすい


・知覚過敏(中略)じつは鉄不足が原因であることが多いのです。当院では(中略)へム鉄やナイアシン(ビタミンB3)をサプリメントを勧めます。


・わたしの妻は頭痛、全身筋肉痛のような痛み、腰痛、イライラやうつ症状など、あらゆる反応を示し、30種類5500錠以上の薬を飲み続けていました。それが小麦を抜いただけで、たった1週間でケロリと別人のように完治しました。(中略)

「グルテン不耐性」。これが妻の症状でした。グルテンとは、小麦に含まれるタンパク質です。グルテンがあるおかげで、イーストを加えて発酵させればモチモチのおいしいパンが出来上がります。


・1日のタンパク質摂取量の目安

一般  体重1キログラムあたり1グラム以上
運動習慣のある人  体重1キログラムあたり1.5グラム以上
アスリート  体重1キログラムあたり2グラム以上


・1日のタンパク質摂取量の目安

一般(中略)体重60キログラムの人なら、1日60グラム。卵だと8個、豆腐16丁、ステーキ800グラムに相当する量になります。普通の食事ではなかなか賄える量ではありませんね。


・健康になりたければ、からだに必要な栄養素から優先に摂取します。バランスのよい食事ではなく、偏った食事をするべきなのです。


・新型栄養失調とはカロリー過多の低栄養失調です。糖質によるからだの酸化で栄養素を失ったり、アルコール、清涼飲料水、加工食品によるミネラル喪失など普通に食べているつもりでもその栄養素の内訳はひどい偏りが生じていて、栄養失調の状態に陥ってしまいます。


・科学の世界では統計は個人には当てはまらないということが前提です。(中略)

つまり論文でおこなわれる統計的処理は個体差を反映しているのではなく、平均値の中央値をグラフとして出しているものです。(中略)

論文のありがたい点は指針をいただけるということです。正解ではなく指針です。正解が提示されるなら、それを運用する我々には知識も経験も不必要になってしまいます。


・栄養療法では、必要な栄養素を摂り入れてあとはからだに任せることを基本概念にしています。人体のこの能力に逆らうことなく、足りないものを補うことで不調の改善を試みます。


・歯肉炎(コラーゲンが足りない)のときには、コラーゲンを摂取してもらうのではなく、コラーゲンを構成する栄養素であるタンパク質を摂取すると、歯茎のコラーゲンが生成されます。従来の治療では考えられないほどの歯肉の改善が見られるのです。


・ほんとうに元気になりたければ、タンパク質とビタミンB群をなるべく前駆体のまま取り入れて、細胞修復やエネルギー生成はからだに任せるのです。合わせて摂りたのがヘム鉄です。


・タンパク質(アミノ酸)、ビタミンB群、ヘム鉄。毒けし食は、これらの栄養素摂取を基本とします。食べ物だけでは1日に必要な量を補うことはできないため、サプリメントは必要になります。


・糖質はばい菌を増やす


・なぜ口腔環境が大切なのか? (中略)

口腔衛生状態が悪化してくると、増えた悪玉菌を多分に含んだ食物を胃に運ぶことになります。

弱った胃では消化・殺菌することができず、腸にまで口腔内の悪玉菌を送り込むことになります。その結果、腸内フローラ(腸内細菌叢)を乱し、免疫異常、全身炎症、全身症疾患、自己免疫疾患などを引き起こします。

すると、免疫自体が低下してしまうので口腔粘膜が常在菌に負けて、さらに歯周病が悪化するという負の連鎖に陥ってしまいます。


・食物とプラークの関係を調べる研究において、その多くでは糖質がよく用いられています。


・むし歯が頻発するようになったのは1800年代からです。多くの論文がスクロースつまり精製された砂糖の摂取が増えたことが原因であることを認めています。


・砂糖を摂取することによって口腔内の常在菌は大ダメージを受けることになります。


・糖質は腸のカンジダ菌や大腸菌にとっての好物です。おならがよく出る、臭い、便秘になる、アレルギー症状が出る。これらは腸内フローラが乱れている黄色信号です。


・マウスウォッシュのみならずうがいそのものは、ほとんど歯周ポケットに入らず、歯と歯の間にも入りません。効果がないことはエビデンスで出ています。


・糖質は口腔内フローラを悪化させるだけではありません。歯ぎしりも増やしてしまっている可能性が示唆されています。


・歯ぎしりは歯、あごの筋肉、顎関節、骨を悪くします。また、睡眠の質も低下させてしまいます。弱いところに症状が出ます。


・物事への興味・関心は、ビタミンB1の摂取で5倍変わると言われています。


・ビタミンB12の摂取で、認知症の改善が見られます。


・夜泣きもビタミンB不足から起こります。眠りが浅いのです。


・胆石などは古くからマグネシウムの摂取で改善することが報告されています。よって、歯の清掃状態が良好にかかわらず歯石の沈着が早い場合にはマグネシウム不足を考えます。


・Jリーガーを対象にした実験では、ビタミンDを摂取したほうがはるかに怪我が少ないという結果が出ました。


・スムージーもミキサーにかけた瞬間に酵素が死んでしまいます。健康のために朝はスムージーという人は、糖質(果糖)を摂っているだけなので避けましょう。(中略)酵素の材料であるタンパク質を摂ればいい話です。


・プラークは歯の面に長くとどまると悪性度が高まってしまうため、繰り返し落とすことが必要なのですが、軟食になってしまった現代食ではプラークが落とされるどころか堆積するきっかけににまでなってしまいます。つまり、食事による口腔内の自浄作用には期待できなくなってしまっています。


・歯磨きには歯磨き粉もうがい薬も使う必要はありません。これは歯科関係者であれば知らない人がいないほど定説になっている話です。(中略)歯ブラシの形状さえもほとんど違いはありません。とにかく歯面への当て方がすべてなのです。


・夜泣きをしている子にもビタミンB6を飲ませると改善します。大人の悪夢もこれと同様です。


・理想の尿の色を知っていますか?
アメリカの医師はエメラルドグリーン色と回答します。(中略)ビタミンB群が十分に使われて余剰分が排出されていると判断されるからです。


・腸内環境が整うことは免疫力の向上を意味します。それだけではなく、ロイテリ菌は病原菌を食べるマクロファージや抗体をつくり出すT細胞が清浄に作動するよう調整をしています。


・栄養素には人間の生体反応と深い関係がある


・医療現場の現実は以前として医科歯科連携どころかどんどん臓器別・疾患別に細分化されていき、医科の中ですら統合とはほど遠い状況が続いています。

※メディカルストレスケア飯塚クリニック 飯塚浩


●書籍『あらゆる不調をなくす毒消し食』より
小垣 佑一郎 (著)
出版社: アチーブメント出版 (2019年7月初版)
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