このウェブサイトにおけるページは、電子書籍『やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実 Kindle版』(NHKスペシャル取材班 著、主婦と生活社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・私たちの腸の中にはたくさんの細菌が住み着いています。その数は、なんと100兆以上。いま地球上に住んでいる人間の数はおよそ 70 億ですから、その1万倍以上もの細菌たちが、私たち一人ひとりのお腹の中で暮らしていることになります。
・腸内細菌たちは、人間が食べたものをエサにして、互いに競い合い、助け合いながら生きる〝生態系〟を作っています。その細菌たちの生態系のことを「腸内フローラ」と呼びます。
・水分を除いた「うんち」の3分の1は、腸内細菌でできています(ちなみに残りの3分の2は、食べかすと、腸の壁がはがれ落ちたもの)。
・2013年9月、世界的な科学雑誌「サイエンス」に、「腸内フローラの乱れが肥満体質の原因になる」 という衝撃的な研究が掲載されました。
・腸内細菌は肥満の原因になる!
・肥満させる細菌がいるわけではない。肥満を防ぐ細菌がいないの
・つまり、 短鎖脂肪酸は脂肪の蓄積を抑え、消費を増やすという両面から、肥満を防ぐ働きをしている のです。
・大切なのは、「腸内細菌にエサを与える」という考え方 です。 私たちの食事は腸内細菌にとっても大切なエサです。とくに、 バクテロイデスなどの短鎖脂肪酸を作る細菌たちは「食物繊維」をエサとして生きてい
・ダイエットしたい人は野菜を多めに食べれば〝肥満フローラ〟を〝やせフローラ〟に変えていける と考えられます。
・● 肥満を防いでいるのは、腸内細菌が作る「短鎖脂肪酸」 ●「短鎖脂肪酸」を作る細菌は、野菜などの食物繊維が大
・〝天然のやせ薬〟である「短鎖脂肪酸」の出番となります。 さまざまな研究から、糖尿病患者の腸内フローラでは、短鎖脂肪酸の生産力が落ちていることがわかってきました。
・短鎖脂肪酸」には、〝天然のやせ薬〟としての効果だけでなく、なんと、糖尿病を直接的に改善する効果もある のです(左の図
・● 糖尿病は、肥満を防ぐ「短鎖脂肪酸」で改善できる! ●「短鎖脂肪酸」は腸内環境を整えてインスリンの分泌を
・肌の健康を保つ物質「エクオール」
・エクオールが入ったサプリメントを作り、再び試験を行いました。すると、見事な結果が出ます。シワを改善しただけでなく、ほてりや肩こりなどの更年期症状や、骨密度の低下を軽減することがわかりました。更年期症状を改善することが証明できたのです。
●電子書籍『やせる!若返る!病気を防ぐ!腸内フローラ10の真実 Kindle版』より
NHKスペシャル取材班 (著)
出版社: 主婦と生活社 (2015年8月初版)
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