このウェブサイトにおけるページは、書籍『プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典』(荒川 裕志 著、石井 直方 監修、ナツメ社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。
・自立した生活を維持するために、不可欠といえるのが筋機能の維持・向上です。
・筋の分類(中略)
筋繊維の分類
横紋筋(おうもんきん) 微細な縞(しま)模様(横紋構造)をもつ筋。
平滑筋(へいかつきん) 縞模様(横紋構造)をもたない筋。
・筋の分類(中略)
役割の分類
骨格筋(こっかくきん) 骨に付着して骨格および関節を動かす筋。
心筋(しんきん) 心臓を構成している心臓壁の筋。
内臓筋(ないぞうきん) 体内で食物を運ぶ消化管・血管壁・内臓の筋。
・筋繊維(きんせんい)タイプ(中略)
3つの筋繊維タイプ(中略)
TypeⅠ(遅筋)線維(中略) 赤色のミオグロビンを多く含むため、赤く見える。(中略)
TypeⅡa(速筋・中間型)線維(中略) 色は中間的なピンク色。(中略)
TypeⅢb(速筋・速筋型)線維(中略) ミオグロビン含有量が少ないため、白く見える。
・筋繊維方向の種類
紡錘状筋(ほうすいじょうきん)(平行筋)
筋繊維長が長いので、筋収縮できる距離も長く、広い範囲で力を発揮できる。ストロークが大きくなるので収縮速度も速い。
羽状筋(うじょうきん)
短くて太い筋繊維が斜めにギッシリと配置されている。筋収縮の速度は遅いが、強い力を発揮できる。
半羽状筋(はんうじょうきん)
羽状筋の片側半分だけの筋。羽状筋と同じ性質をもち、筋収縮の速度は遅いが、強い力を発揮できる。
・関節の動き(中略)
関節の基本的な可動域
屈曲(くっきょく)(中略)
進展(しんてん)
外転(中略)
内転(中略)
外旋(がいせん)(中略)
内旋(ないせん)(中略)
回外(中略)
回内(中略)
水平内転(水平屈曲)(中略)
水平外転(水平進展)(中略)
挙上(きょじょう)(中略)
下制(かせい)(中略)
側屈(そっくつ)
・インナーマッスル(深層筋)とは、身体の深層に位置する筋肉のこと。それに対し、身体の表層にある筋肉をアウターマッスル(表層筋)という。一般的に、インナーマッスルは「身体を安定させる役割(スタビリティ)」があると考えられている。反対に、アウターマッスルは「関節を動かす役割(モビリティ)」をもつという認識が一般的である。
●書籍『プロが教える 筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典』より
荒川 裕志 (著)
石井 直方 (監修)
出版社: ナツメ社 (2012年10月初版)
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