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小室 淑恵 氏 書籍『最大のチャンスと最高の評価を手に入れる! 小室淑恵の人生プレゼン術』(学研プラス 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『最大のチャンスと最高の評価を手に入れる! 小室淑恵の人生プレゼン術』(小室 淑恵 著、学研プラス 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・テーマとは、自分が「何のために仕事をしているのか」を自覚するための、軸となる考え方のこと。(中略)

こうした「テーマ」が自分を動かし、さらに相手をも動かすスイッチになるのです。


・不満をそのまま口にしていても、現状は何も変わらないし、誰も助けてくれないでしょう(中略)

不満を持つことは悪いことじゃなくて、むしろ大切な出発点だと思うの。不満を問題意識に変えれば、そこから本当にやりたいテーマが見つけられると思うから。


・大切なのは、問題意識をネガティブなグチとして外に出すのではなく、ポジティブに発信していくことです。(中略)

「もっとこうしたらいいのに」の提案が現状を打開する


・問題意識をもとに行動できるかどうかで、社会人としての将来が大きく変わります。問題意識をポジティブな方向に向けることができるのは、自分だけです。(中略)

ふだん不満に思っていること、憤っていることをとにかく書き出してみるの。(中略)

まずは、ノートの左側に不満を書き出して、次に、それを周りの人にも共感できるような提案に翻訳して、ノートの右側に書き直すの。最後に、それをどうやって伝えるかを考えてみると、自分のテーマが見えてくると思うよ。


・悩んでいる人を声を聞いてみたらどうかしら? 悩んでいる人は、ビジネスプランを持っているわけではないけど、まだ解決されていない「生の課題」を持っているのよ。

生の課題?

そう。たとえば介護の問題なら、「夜に何度も起こされて睡眠時間が取れない」とか、「疲れてしまって買い物に行く元気はない」というふうに、現場の人たちは壁にぶつかったまま、辛い毎日を過ごしていたりするよ。


・まず、自分がどういう想いで活動しているかを伝えて、相手に共感してもらうこと。


・メールで「質問に答えてください」「お時間をください」とお願いすると、相手の負担に感じ、アドバイスもしにくくなります。一方で、「〇〇に悩んでいます」「ここまで成果が出ました」と報告を受ければ、「もっとこうしたほうがいい」「こういう情報が役立つと思う」とアイディアも浮かびやすく、さらにアドバイスをしたいというモチベーションが上がります。相手を乗せるフィードバックは、コミュニケーションの重要なテクニックと言えるのです。


・「価値のある情報」を周囲の人に発信・共有するというスタンスです。(中略)

「このお客様に前回は〇〇だったので、△ △のようにしたところ、□ □という結果が得られました。その概要をご報告します」

このように、周りの人に参考になる情報をシェアするような伝え方をしてみてはいかがでしょうか。


・「課題→解決→未来」を意識して伝える習慣がつくと、きっとたくさんの人の共感を得られると思うわよ。


・職場では、相手の期待値をどれだけ上回ることができたかに応じて、新たなステップが用意されます。

10の期待とともに雑用を与えられたら、その雑用の成果を12で返す。それが、雑用をやりながらも、いち早く雑用を抜け出す最大のポイントとなります。早く抜け出したい仕事ほど、120%の力で取り組むべきなのです。


・人は頼りにされると嬉しいもの(中略)

それまで私は、他人を助けることが人を喜ばせる唯一の方法と信じていました。ところが心の底から人を頼ったときにも、やはり相手は喜びを感じてくれたのです。


・「ほめ」のポイントはコンプレックスの裏側にある(中略)

実は、人がほめて欲しいポイントの裏には、満たされない思いやコンプレックスが隠れていることがあります。


・周囲に対して攻撃的になっている人は、実は自分を理解して欲しくて仕方がないだけなのもしれません。


・逆境の時に頼りになるのは協力者(中略)

協力者の存在は、頼りになる心の支えなのです。


・根回しをしたいなら「説得」してはダメ

根回しをするにあたっては「説得しよう」「論破しよう」という意識は不要です。重要なのは「気づいてもらう」というスタンスです。(中略)

多くの年長者にとって「若手に説得される」というのは気持ちのよいことではありません。ですから、「若者の言うことに耳を傾けているうちに、自分で気づいた」と思わせるような伝え方を意識してほしいのです。


・与えられたチャンスの中には、ときに回り道と思えるようなものも含まれているかもしれません。しかし、決して避けようとはしないで欲しいのです。

1つのチャンスをクリアすると、次々にチャンスが広がり、そのチャンスはだんだん大きなものへと変わっていきます。どんなチャンスも決して回り道ではなく、やりたいことを実現するために必要な道なのです。


●書籍『最大のチャンスと最高の評価を手に入れる! 小室淑恵の人生プレゼン術』より
小室 淑恵 (著)
出版社: 学研プラス (2013年7月初版)
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