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関口 由紀 氏 書籍『性ホルモンで乗り越える男と女の更年期~知っておきたい驚異のテストステロンパワー』(産業編集センター 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『性ホルモンで乗り越える男と女の更年期~知っておきたい驚異のテストステロンパワー』(関口 由紀 著、産業編集センター 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・寿命が延びても女性の閉経が50歳前後というのはエジプトの時代から変わっていません。どんなに生活環境が整い、医療が進化しても、妊娠・出産という命にかかわる激務から女性を解放する神様の采配なのでしょう。


・もはや「老化と年齢はシンクロしない」時代。(中略)

若々しさや元気さは年齢では判断できなくなったのです。


・つまり、男性も女性も、男性ホルモンと女性ホルモンを持っていて、男性は男性ホルモンより多く持っており、女性は女性ホルモンより多く持っているのです。


・女性ホルモン・男性ホルモンのそれぞれの役割

女性ホルモン=エストロゲン〈内向き〉

●育児や家庭で家を支える内向きの生理。
●オキトシン分泌亢進(愛情・共感・親密感)
●グルーミング・スキンシップで分泌が促進されるホルモン

男性ホルモン=テストステロン〈外向き〉
●食糧を得るために狩りをし、外敵から家族を守る外向きの生理。
●ドーパミン分泌亢進、バゾプレシン分泌亢進
●生活行動活性力を創り出すホルモン


・名前のせいで誤解を生んでいるのかもしれませんが、男性ホルモンは男性専用ではないし、女性ホルモンは女性専用でもありません。両方のホルモンが人間にはあり、その比率が男女の性差で異なり、さらに年を重ね変化する。


・男性更年期の傾向として、最初はイライラが募りますが、次第に落ち込んで、元気・やる気がなくなった状態になる方が多い印象です


・私が心配しているのは、心身の不調を「うつ病」だと思い込んで、精神科や心療内科へ駆け込んでしまうこと。もしも性ホルモンの低下が原因の更年期症状のうつだったら、そこで抗うつ剤を処方され、服用をはじめると、いっそう性ホルモンが下がって、うつ症状は悪化してしまいます。(中略)

ようやく最近、テストステロン低下の意義を理解し、測定して低ければ補充治療をしてくれる精神科医も現れはじめましたが、まだまだ少数派です。


・漢方薬の桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)も併用して元気を維持しています


・テストステロン補充療法が効きます!

方法は注射・クリーム塗布など

他にも
運動療法
食事療法・
漢方・鍼灸
サプリメントなど


・間違えないでほしいのは、「更年期」とはあくまでも時期を表す言葉で、「更年期障害」は診断名。そして、更年期障害は『除外診断』といって、他の病気がないかを確認した上で、最終的につけるべき診断とされます。


・男性更年期は周りからも気が付かれにくく、本人も自覚しにくい。また体の変化が弱い分、精神面が弱ってくると、どうしてもうつ病と間違われてしまうのです。


・朝立ちの喪失は、「血管が硬くなり始めていますよ」という見逃せないサインでもあります。


・いまや国際的にも、朝立ちの自覚がないことは「血管系疾患の警告サイン」だという認識が定着しつつあります。朝立ちがないという方は、男性ホルモンの測定とともに、動脈硬化の検査もあわせて行うことをオススメします。


・比率は違えど、男性も女性も、男性ホルモンと女性ホルモン、両方のホルモンを持っています。


・テストステロンは、体内にある強力な男性ホルモンです。テストステロンは、男性の体では「男らしさ」を象徴するものをつくる働きがあります。たとえば筋肉。個人差はありますが、肩幅を広くしたり、胸板を厚くしたり、太もも太くしたりと、いわゆる「たくましい体」をつくります。ヒゲが生えたり、毛深かったりするのも、テストステロンの働きです。思春期の男の子の「声変わり」もそう。


・人差し指でわかる! あなたのテストステロン値(中略)

見きわめるポイントは、「人差し指」と「薬指」の長さで、これを見ることで、生まれつきテストロストロンのが多い人なのか少ない人なのか、医学的にある程度推測できるのです。(中略)

ご自分の指を伸ばして「人差し指(2D)」と「薬指(4 D)」を見てください。「人差し指が薬指より短い」という人は「テストステロンシャワー」をたくさん浴びた人。つまりテストステロンが高い。

その逆で、「薬指より人差し指が長い」という人は、「テストステロンシャワー」をそれほど浴びなかった人で、テストステロンは低い傾向があります。


・テストステロン値を低下させる要因

●抗うつ薬

抗うつ剤や精神安定剤にはテストステロンを抑制するプロラクチンというホルモンの濃度を高くする作用もあり、もともと低下していたテストステロンをますます低下させてしまい、かえってうつ症状を悪化させてしまいます。


・閉経後の女性は、血中の男性ホルモン/女性ホルモン比が、同年代男性よりもむしろ高くなってきます。その為、女性が50歳を過ぎるとおかしいことはおかしいと意見をはっきり言うようになったり、性欲が高まったりします。


・テストステロン補充にも大きなデメリットがひとつあります。それは、テストステロンの長期継続は精巣を萎縮させて、自らのテストステロン分泌能力を奪う可能性です。


・男性ホルモンも女性ホルモンも、ちょうど良い量が体内にあることが重要で、多すぎても少なすぎても健康を害するのです。


・メンズヘルス外来などを訪れて、担当医に「男性ホルモン(フリーテストステロン)値を測ってほしい」と言えば、多くの場合は血液を採取し検査する運びとなります。


・気になる費用ですが、検査費用自体は、自由診療でも5千円から1万円程度です。そこに初診料や診察料が加わると、病院によって違います。安いところだと1万円程度から2〜3万円、あるいはもっと高額な病院もあります


・テストステロン補充で、男女とも性欲アップ、男性は朝立ち回復、女性はオーガニズムが回復します。しかしそれだけではありません。テストステロン補充には、うつ改善、認知機能キープ、筋力アップ、骨訴しょう症予防の効果もあるのです。


・ドーパミン神経にはテストステロン受容体や女性ホルモン受容体がたくさん発現しているので、テストステロンが増えると、ドーパミンが増えて、やる気が起こるといえます。


・年をとると男性はテストステロンが低下し女性的になります。女性は女性ホルモンが減って体内での男性ホルモンの比率が高くなり、決断力がついたり、不条理なことに対する反抗力が芽生えたり、性欲がアップする人もいます。


・男性では、テストステロンが少ない人は命が短く、認知症も進むことも明らかになっています。


・「テストステロン」は、自分で上げる!
テストステロンを増やす10の習慣(中略)

その1

1日30分の運動でテストステロンと成長ホルモンを増強する(中略)

少し汗ばむ位の運動でも脳内にテストステロンが合成され、新しい細胞を増やすことがわかっています。筋トレはテストステロンだけでなく成長ホルモン、さらには女性ホルモンの分泌も促します。(中略)

その2
意識した食生活でテストステロンアップ(中略)

性ホルモンの「原料」はコレステロール、これは脂質です。

テストステロンを増やすには、まず「原料」をたくさん取るべき! 腎機能障害等がなければ、コレステロールとたんぱく質をしっかり摂取するために、最低でも、肉や魚・大豆製品を「1日100g」食べるようにしてください。(中略)

たんぱく質は、筋肉、血液、内臓、皮膚、髪など、体のあらゆる組織をつくる原料です。たんぱく質は、約20種類のアミノ酸が集まったもの。体内で合成することができないものを「必須アミノ酸」、体内で合成することができるものを「非必須アミノ酸」と呼びます。大事なのは「必須アミノ酸」の方。(中略)

さらにテストステロンアップ食材として期待できるのは、野菜では「ニンニク」&「タマネギ」。(中略)

なぜ、ニンニクとタマネギが男性ホルモンをあげるのか? それはこの2つに共通して含まれている「硫黄化合物」の効果。具体的には、アリシン、アリイン、アホエン、イソチオシアナートといった物質で、男性ホルモンアップの他、強い抗酸化作用や、血液中の脂質を減らしてくれる作用があり、他にも、ブロッコリー、カブ、ニラ、ラッキョウなどに含まれています。(中略)

ただし、注意点は「硫黄化合物」は、切ったり、すりおろしたりすると、効果が弱くなるので、できれば丸ごと調理して召し上がってください。

また、プラスアルファで注目してほしいのが亜鉛。ホルモンの合成に必要な微量元素ですが、体内に蓄積できないので、毎日適切な量を摂取しつづけるのが大切です。うなぎ、豚レバー、牛の赤身肉、たまご、チーズ、海藻などに含まれます。(中略)

その3
推し活でアクティブに生きれば、テストステロンアップ(中略)

その4
ぼーっとしてたらテストステロンに怒られます! 極力外に目を向けて! (中略)

その後
姿勢や歩き方でテストステロン値をキープ(中略)

その6
モテたい、魅力的になりたい! テストステロンアップのスイッチをオンに! (中略)

その7
「睡眠」で、ストレスリセット&テストステロンチャージ! (中略)

睡眠は、ただ体の疲れをとるためのものではありません。テストステロンの正常な分泌を保つためにも欠かせないのです。睡眠不足や、質の悪い睡眠が習慣になると、確実にテストステロンは減っていきます。(中略)

その8
呼吸法・マインドフルネスでテストステロン値をコントロール(中略)

その9
テストステロンファーストな生活習慣を(中略)

その10
マイナス20歳で生きよう


・クリームの特徴

注射が基本ですが、塗り薬としてはテストステロン濃度1%の「グローミン®️」が普通に購入できます。30代〜50代でテストステロン低下がさほど深刻でない方は試してみる価値はあります。

また、注射でのテストステロン補充の後に落ちてくる2〜3週間のタイミングで、次に打つまでのつなぎに使用するといった補助的に組み合わせる場合もあります。


●書籍『性ホルモンで乗り越える男と女の更年期~知っておきたい驚異のテストステロンパワー』より
関口 由紀 著
出版社 ‏ : ‎ 産業編集センター
発売日 ‏ : ‎ 2023/2/15
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