FaxDMトップ > 会社案内 > 成功者の知恵 > mai minimalism 氏 書籍『がんばらないミニマリズム~モノ・時間・暮らしのゆとりをつくる』(祥伝社 刊)より

mai minimalism 氏 書籍『がんばらないミニマリズム~モノ・時間・暮らしのゆとりをつくる』(祥伝社 刊)より

このウェブサイトにおけるページは、書籍『がんばらないミニマリズム~モノ・時間・暮らしのゆとりをつくる』(mai minimalism 著、祥伝社 刊)を読んで良かったこと、共感したこと、気づいたこと、こんな視点もあるといった点などを取り上げ紹介しています。


・'"ミニマリスト"とは「持ちモノをできるだけ減らし、必要最小限で暮らすライフスタイルを実践する人」です。


・ストイックにモノの数だけにこだわることはやめて、自分が快適だと思える範囲でミニマリズムを生活に取り入れていこう


・掃除をしたくないから、余計なモノを置かないようにしている


・そもそもモノが多いこと自体が掃除を大変にしている


・手放したことで特に生活が変わったと感じたモノは、ソファーとテレビでした。(中略)

家でダラダラとした時間を過ごしてしまう元凶でもある、と気づいたのです。


・モノを手放す基準が、「自分にとって必要か、必要じゃないか」よりも「モノの数が増えるか、増えないか」に変わってしまっていました。

そして気づいたら、モノが増えることに対してかなりのストレスを感じるようになっていたのです。


・モノの出入りが止まない生活の中で、本当にそれが必要かどうかの判断に悩み続けていると、次第にミニマリズムの楽しさよりも辛さが勝るようになりました。(中略)

必要最小限を追い求めすぎて、かえって生活にストレスや不便を感じることもまた、多くなっていったのです。


・今では、洋服はオールシーズン10着、部屋はがらんとしてして床には何もないというミニマリストらしい生活を送っていますが、キャンプ道具はたくさんの種類を揃えていますし、キッチン周りは数多くのアイテムで充実しています。


・手放す時に悩まない「3つの問いかけ」

①「それを使っているか?」
②「それはほかで代用できるか?」
③「それは大切なモノか?」


・「いつか使うかもしれない」と不安を感じたりもしますが、その「いつか」は来ないことが多いのです。


・手放すか迷っていったん保留したとき、注意したいポイントが2つあります。「同じ場所に戻さないこと」と「一定期間が経ったら再度見直すこと」です。


・私の経験上はっきりと言えますが、「いつか着る」、これは手放したほうが身軽になれるサインです。


・一番シンプルな基準は「着ているか、着ていないか」です。着ている服は残し、着ていない服を手放していくのです。この「着ていない」の基準は、「今シーズン、一度も袖を通さなかった服」です。


・手入れが容易な服を選ぶ必要があります。(中略)

毛玉が出来やすい服やホコリがつくと目立ちやすい服も、長く愛用するのは難しいです。特に、黒色の服や毛羽立ちやすい素材の服は、汚れやすく、手入れが難しい場合があります。


・冠婚葬祭など特別な場面でしか着ないような服はレンタルで


・「箱に入る分だけ」と上限を決めることで、モノが溢れることなく保管できます。


・モノを整理するときに最も効果的なのは気分が乗ったときにすぐに始めてしまうことだったのです。


・モノの整理(中略)

人は「やらなければいけない」と思うほど、そのタスクをめんどくさく感じてしまうものです。(中略)

重い腰をなかなかあげられなかった私が、実践してみて良かったものをいくつかご紹介します。

◯好きな音楽を流す(中略)

◯ご褒美を用意する(中略)

◯家を出る前の10分だけ(中略)

◯スケジュールに組み込む(中略)

◯リストを作成する


・私が実際に手放したことで家事が減ったモノ(中略)

◯手放すモノ:家じゅうのゴミ箱
◯手放せる家事:ゴミ箱掃除、ゴミ袋交換、ゴミを集める(中略)

我が家ではキッチンだけに45Lサイズのゴミ箱を置き、家中のゴミを集約しました。(中略)


◯手放すモノ:水切りかご
◯手放せる家事:水垢とり、カビ掃除(中略)

洗い終わった食器はすぐにキッチンクロスで水気を拭き取とる(中略)


◯手放すモノ:シンクの排水溝の蓋
◯手放せる家事:蓋のヌメリ掃除(中略)

蓋を外しておくと、排水溝にゴミが溜まった状態が嫌でも目に入ります。すると、そのままだと見栄えが悪いため、シンクを使い終わったらすぐに掃除をする習慣が身に付きます。(中略)


◯手放すモノ:お風呂の蓋
◯手放せる家事:カビ、水垢、ヌメリとり掃除(中略)

お湯を張ったらすぐ家族が間を開けずに入るようにしたり、追い焚き機能を活用しています。(中略)


◯手放すモノ:足拭きマット
◯手放せる家事:足拭きマットの洗濯(中略)


◯手放すモノ:お風呂場にある備え付けの棚
◯手放せる家事:カビ、水垢、ヌメリとり掃除(中略)

お風呂場の壁についてるバーに吊るして収納する(中略)


◯手放すモノ:サニタリーボックス
◯手放せる家事:ボックスの掃除、ゴミ袋交換(中略)

私はサニタリーボックス代わりに、収納棚に入るサイズの紙袋を用意して、そこにゴミをまとめています。


◯手放すモノ:トイレブラシ
◯手放せる家事:トイレブラシの衛生管理、便器をブラシで搾る掃除(中略)

我が家ではブラシいらずの塩素系洗剤を使用しています。1週間に1回程度、便器内にかけるだけで便器内の掃除は完了してしまう優れものです。


◯手放すモノ:洋服だんす
◯手放せる家事:洋服を畳む、たんすの隙間にたまった誇りをホコリ取り(中略)

服は全てハンガーにかけて収納しています。(中略)


◯手放すモノ:アイロン
◯手放せる家事:アイロン掛け(中略)

シワになりにくい生地の服を選ぶ(中略)


◯手放すモノ:傘立て
◯手放せる家事:傘立てにたまったホコリ取り(中略)

晴雨兼用の折り畳み傘1本だけ持つ


・「見せる収納」はハードルが高い


・スペースがあると、人は無意識にモノを増やしてしまう傾向にある


・モノをいつも出しっぱなしにしてしまう方は、モノの定位置を戻しにくい場所に作ってしまっているからかもしれません。


・デッドスペースを「一時的なモノ置き場」として使ってしまわないことです。「あとで整理するから、とりあえずここに置いておこう」と思うと、そこからモノが1つ、2つとどんどん増えて、余白がなくなっていきます。


・床にモノを置かないコツ(中略)

◯吊るす、浮かす、貼り付ける


・モノを減らせば減らすほど、家事がラクになったと実感できていたのですが、「手放すことができない家事」が存在することも、事実として浮かんできました。それは3大家事の「料理」「洗濯」「掃除」です。


・家事を減らすためのマストアイテム「新・ 三種の神器」

現代の新・ 三種の神器「ロボット掃除機」「ドラム式洗濯乾燥機」「食器洗い乾燥機」です。


・巷では「ドラム式洗濯乾燥機を使うと人生が変わる」と言われています


・お風呂場は防カビ剤でカビ予防(中略)

カビ予防として使っているのが「おふろの防カビくん煙剤」です。

2ヶ月ごとに使用するだけで、お風呂場のカビの原因菌を除去してくれるアイテムです。


・自分の物欲がどこから来ているのか(中略)

「他人から認められたい」という気持ちが物欲として現れた場合、他人から良く思われるかどうか、という基準でモノを買ってしまいます。

そして、周囲の人と比較して自分が劣っていると感じた場合は、それを克服しようと周りと同じようなモノが欲しくなります。


・自分の物欲がどこから来ているのか(中略)

他人からの影響で物欲が刺激されてモノを買う傾向が強い場合、モノを買って物欲が満たされたことで自分自身が満足できるのは一瞬です。(中略)

実際は買っても買っても満足することはできません。


・モノを選ぶ時の「3つの基準」(中略)

それは「目的」「性能」「欲求」です。

何のためにそのモノが必要なのかという「目的」をはっきりさせたら、その目的に適した「性能」が決まります。そして、それを心から欲しいと思う「欲求」とのバランスを考えながらモノを選んでいきます。


・「一生モノ」として買ったモノは、「一生使い続けなければならない」「一生手放してはいけない」という執着を生み出すモノに変貌してしまうのです。


・長い間使い続けていたら、いつの間にか特別で大切なモノになっていた、くらいがちょうど良いのです。


・服は着れば着るほど、洗えば洗うほど生地が傷んでいく「消耗品」であることに気づきます。


・服の例のように、多くのモノを使うたびに傷み、時間経過と共に劣化していきます。同時に自分のライフスタイルに合わなくなっていくことで、必要から不要へと変化することもあります。

コスパを重視したモノ選びをしていると、安さゆえに使い込む後ろめたさもなく、使い切ったタイミングで使う違うモノへアップデートすることができます。


・「コスパが良い」というのは、単に値段が安い/高いだけで判断するものではないのです。

低い費用で高い効果が得られること、つまり値段以上に価値があることを指します。


・高価なモノや興味があるけれど購入を躊躇するモノは、「買う前に借りてみる」というのもひとつの手段です。


・モノが増えて部屋がすぐに散らかってしまう理由は、モノをため込む習慣が根強く残っているからです。


・「1イン1アウト」とは、「モノを1つ増やすなら1つ減らす」というシンプルな方法です。

モノの量をコントロールしやすくなるほかに、定期的にモノを見直す習慣がつきます。

また、モノを購入するときに「今持っているモノを手放してまで欲しいモノかどうか」と慎重になるので、無駄な出費を減らせるメリットもあります。


・全てが完璧でなくてもいい(中略)

持っているモノ全ての無駄を省こうとすると、大抵はどこかで無理をして、苦しむことになります。非現実的な完璧さを求めすぎてはいけません。


・生活のあらゆる場面を全て整えるのではなく、暮らしの中にゆとりが生まれるよう、意識的に「完璧ではない部分」を取り入れてみてください。


●書籍『がんばらないミニマリズム~モノ・時間・暮らしのゆとりをつくる』より
mai minimalism (著)
出版社 ‏ : ‎ 祥伝社
発売日 ‏ : ‎ 2024/8/1
※amazonで詳細を見る